抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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経済産業省資源エネルギー庁は,太陽光や風力とともに,河川水の熱の温度差エネルギーを,純国産の再生可能エネルギーであると位置付けている。箱崎地区熱供給センターは,そうした河川水の再生可能エネルギーを日本で初めて大規模に利用し,1989年より熱供給を継続してきたが,更新時期を迎えたため,2009年からリニューアルに向けての検討を開始し,2014年に大規模改修工事が完了した。本稿では,河川水を熱源水として利用している第1プラントにおいて,安定供給を継続しながら,効率向上,信頼性向上に取り組んだ改修工事の概要および運用実績について紹介した。まず,同センターの概要,改修工事の概要について説明した。次に,改善対策とその運用実績と題して,「蓄熱システムの改善」「河川水制御の見直しと諸設備の更新」「熱源機の選定」についてそれぞれ概説した。