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J-GLOBAL ID：201702235825389519   整理番号：17A0150263

電力機器・設備の絶縁診断技術(その4)-回転機-

著者 (1件)： 井上誠一 (富士電機 開発セ)
資料名： 電材ジャーナル  (Denzai Journal)
号： 632  ページ： 21-23  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： L7718A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 幅広い分野での生産の動力源としてもちいられている,定格電圧3kV~13.8kVの産業用高圧回転機を対象として,構造と絶縁材料,絶縁劣化メカニズム,絶縁診断技術,寿命限界について紹介する。絶縁材料は,要求される材料特性,電圧階級および各回転機製造メーカで異なるが,ここでは,固定子巻線の主絶縁,半導電性層に用いられている材料について述べる。絶縁劣化メカニズムについて,劣化プロセスの概要およびインバータサージによる劣化メカニズムについて述べる。回転機の絶縁を診断する技術として,オフライン絶縁診断と,オンライン絶縁診断がある。これらの診断を組み合わせて絶縁評価を行う事で診断の確度を上げることができる。運転時の負荷率や環境,適用材料の歴史的変遷に起因した絶縁材料や組合せの相違などにより寿命が左右される。

シソーラス用語： *電力機器 ,  *電気設備 ,  *絶縁診断 ,  *電気機械 ,  産業機械 ,  絶縁材料 ,  絶縁劣化 ,  寿命 ,  固定子 ,  巻線 ,  半導性 ,  過程 ,  インバータ ,  電気サージ ,  絶縁体
準シソーラス用語： 劣化過程

分類 (1件)： 発電機・電動機一般  (NB07010Y)

引用文献 (7件)：

• 「電力設備の絶縁材料と劣化診断技術」,電気学会技術報告,第1245号(2012)
• 「繰返しインパルスにおける部分放電計測とインバータサージ絶縁」,電気学会技術報告,第1218号(2011)
• 「絶縁寿命限界と推定」電気学会技術報告,第882号,2002
• 「交流電動機の絶縁劣化と診断・管理について」,生産と電気,Vol.44,No.49,1992
• 「電動機の絶縁寿命データの分析結果」,電気学会一般産業研究会資料,Vol.GID-88,No.6-10,1988

タイトルに関連する用語 (4件)： 電力機器 ,  設備 ,  絶縁診断 ,  回転機