文献

J-GLOBAL ID：201702235937007291   整理番号：17A0051648

コーヒー摂取,肥満,2型糖尿病:ミニレビュー

Coffee consumption, obesity and type 2 diabetes: a mini-review

著者 (2件)： Santos Roseane Maria Maia (Department of Pharmaceutical Sciences, South University School of Pharmacy, Savannah, GA, USA) ,  Lima Darcy Roberto Andrade (Instituto de Neurologia Deolindo Couto, Universidade Federal do Rio de Janeiro, Botafogo, Rio de Janeiro, Brazil)
資料名： European Journal of Nutrition  (European Journal of Nutrition)
巻： 55  号： 4  ページ： 1345-1358  発行年： 2016年06月 
JST資料番号： C0778B  ISSN： 1436-6207  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： レギュラーコーヒー摂取が体重増加,糖尿病進行に与える影響を概説した。肥満と2型糖尿病の病態生理学,予防選択肢の必要性を簡単にまとめた。体重増加と糖尿病進行との関係についても述べた。抽出コーヒーの2大成分であるクロロゲン酸とカフェインは多くの利点があることがコーヒー摂取と糖尿病進行に関する多くの疫学研究で示されている。PubMed,Google Scholar等様々なデータベースを幅広く検索し,過去10年間の動物やヒト組織のin vivo,ex vivo,in vitro実験,住民ベース疫学研究から主にレビュー記事を抽出した。今日現在,1日3~4杯のレギュラーコーヒー摂取により2型糖尿病進行リスクが低下するというエビデンスが蓄積されている。その作用はクロロゲン酸とカフェインによると考えられ,この2成分はロースティング工程後に増加する。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *コーヒー ,  *肥満 ,  *2型糖尿病 ,  体重増加 ,  食品成分 ,  予防 ,  コーヒー豆 ,  ロースティング ,  インスリン抵抗性 ,  生理活性因子 ,  メラノイジン ,  ヒト ,  実験動物 ,  腸内微生物 ,  解析 ,  糖質代謝 ,  脂質代謝 ,  血清グロブリン ,  糖タンパク質 ,  酸化防止 ,  血糖降下作用 ,  ジテルペン ,  ジエン ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  ジオール ,  ラクタム ,  中枢興奮薬 ,  ウレア化合物 ,  脂環式化合物 ,  第二アルコール ,  オレフィン化合物 ,  多価フェノール ,  不飽和カルボン酸 ,  脂環式アルコール ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリオール
準シソーラス用語： グルコース代謝 ,  メタボロミクス ,  レギュラーコーヒー ,  性ホルモン結合グロブリン ,  動物モデル

著者キーワード (5件)： Coffee ,  Obesity ,  Diabetes ,  Chlorogenic acid ,  Caffeine

分類 (2件)： アルカロイドし好飲料  (FJ06030D) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

物質索引 (4件)： カーウェオール ,  カフェイン ,  カフェストール ,  クロロゲン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： コーヒー ,  肥満 ,  2型糖尿病 ,  レビュー