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J-GLOBAL ID：201702235973990080   整理番号：17A0562422

《回転機械のダイナミック設計-要素技術-》〔展望・解説〕ターボ機械に生じる流体励振力

著者 (2件)： 宮川和芳 (早稲田大) ,  内海政春 (室蘭工大)
資料名： ターボ機械  (Turbomachinery)
巻： 45  号： 5  ページ： 293-303  発行年： 2017年05月10日 
JST資料番号： S0391B  ISSN： 0385-8839  CODEN： TKAICZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ターボ機械に生じる流体励振力について説明した。流体励振力に関する諸問題は流体励振力がもたらす非定常現象や不安定現象にあるが,コンピュータの高速化や計測制御技術の向上により,非定常CFDや高精度実験による現象解明の取組も一般的となってきている。ターボ機械に生じる流体励振力の事例として,翼列干渉による流体励振力,および軸封シールに作用するダイナミック流体励振力(シールに作用するRD流体力,各種シールの動特性の比較)および,遠心羽根車に作用する,前面と背面の漏れ流れによるRD流体力(ClosedインペラのRD流体力およびOpenインペラのRD流体力の計測事例)を紹介した。

シソーラス用語： *ロケット ,  *ターボ形ポンプ ,  *流体力 ,  *励振 ,  翼列 ,  干渉 ,  密封装置 ,  羽根車 ,  漏れ

分類 (2件)： ロケットエンジン  (PB02050J) ,  ポンプ,各種揚水装置  (QD05030P)

引用文献 (22件)：

• 辻本,ポンプの流体力学,p.167,p.185参照.
• 日本機械学会編,事例に学ぶ流体関連振動,技報堂出版,P.10参照.
• Arndt, Norbert Karl Erhard, Ph.D.,Experimental investigation of rotor-stator interaction in diffuser pumps, California Institute of Technology (1988).
• 宇野美津夫・他,日本機械学会流体工学部門講演会講演論文集,Vol.1992(1992.08),pp.116-118.
• 神吉他,超高落差大容量ポンプ水車の開発研究,三菱重工技報,Vol.28,No.6(1991).

タイトルに関連する用語 (7件)： 回転機械 ,  設計 ,  要素技術 ,  展望 ,  ターボ機械 ,  流体 ,  励振