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J-GLOBAL ID：201702236237616037   整理番号：17A0991600

ZnOナノ蛍光体の熱ルミネッセンス特性に及ぼすアニールの影響

Effect of Annealing on the Thermoluminescence Properties of ZnO Nanophosphor

著者 (2件)： KALITA J. M. (Cotton Coll., Guwahati, IND) ,  WARY G. (Cotton Coll., Guwahati, IND)
資料名： Journal of Electronic Materials  (Journal of Electronic Materials)
巻： 46  号： 7  ページ： 4287-4293  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： D0277B  ISSN： 0361-5235  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱ルミネッセンス(TL)およびフォトルミネッセンス(PL)分析は,材料特性評価のための2つの有用な技術である。本研究の目的は,湿式化学プロセスによって合成されたZnOナノ蛍光体のTL特性を研究することである。化学的に合成されたZnOナノリンのTL特性を,未アニールおよびアニールされたサンプルに対し調査した。X線照射後,未焼成試料は,緑色および橙色領域において353.2K,429.1Kおよび455.3Kの3つのグローピークを含む複合グロー曲線を示した。アニーリングの効果に関しては,473Kおよび573Kでアニールした試料はTLを示さなかった。しかしながら,673Kおよび773Kでのアニーリングでは,352.3Kおよび370.6Kに2つの重なり合うピークを含む複合グロー曲線がオレンジ領域に見られた。アニールされていないサンプルの3つのピークに対応する活性化エネルギーは,それぞれ0.64eV,0.80eVおよび1.20eVであるのに対して,673-Kおよび773-Kアニールサンプルの2つのピークのものは,それぞれ0.64eVおよび0.70eVであった。アニールされていない試料の429.1Kのピークを除いて,アニールされていないサンプルとアニーリングされていないサンプルのすべてのピークは,一次カイネティックスに従うが,429.1Kのピークは二次カイネティクスに従った。

シソーラス用語： *酸化亜鉛 ,  *蛍光体 ,  *熱ルミネセンス ,  *焼なまし ,  *光ルミネセンス ,  X線照射 ,  活性化エネルギー ,  一次反応 ,  化学反応
準シソーラス用語： ZnO ,  ナノ蛍光体 ,  二次反応

分類 (2件)： 一般及び無機化合物の蛍光・りん光(分子)  (BH06061R) ,  半導体のルミネセンス  (BM08092S)

タイトルに関連する用語 (4件)： ZnO ,  ナノ蛍光体 ,  熱ルミネッセンス ,  アニール