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J-GLOBAL ID：201702236357372752   整理番号：17A1626988

安定および放射性SrおよびCsの沿岸域堆積物海水分配係数(K,D)の比較【Powered by NICT】

Comparison of coastal area sediment-seawater distribution coefficients (K _d) of stable and radioactive Sr and Cs

著者 (2件)： Uchida Shigeo (Biospheric Assessment for Waste Disposal Team, National Institute of Radiological Sciences, National Institutes for Quantum and Radiological Science and Technology, Anagawa 4-9-1, Inage-ku, Chiba 263-8555, Japan) ,  Tagami Keiko (Biospheric Assessment for Waste Disposal Team, National Institute of Radiological Sciences, National Institutes for Quantum and Radiological Science and Technology, Anagawa 4-9-1, Inage-ku, Chiba 263-8555, Japan)
資料名： Applied Geochemistry  (Applied Geochemistry)
巻： 85  号： PB  ページ： 148-153  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0227A  ISSN： 0883-2927  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の沿岸地域における堆積物海水分配係数(K,D)の値は,安定および放射性SrおよびCsのそれぞれ比較した,すべての元素での海洋縁辺(IAEA推薦法)のための20%の堆積物中の一定交換可能画分妥当であったかどうかを明らかにした。堆積物と海水中の全地球的フォールアウト起源~90Srと~137Cs濃度は1964 2010に採取したオープンデータ源から得た319と1506K_D値を計算した。値は1960年代から2000年代にかけて約10y間隔に分類した場合,二最も最近数十年間のK_d値は~90Srと~137Csの差を示さなかった。2000 2010における最も最近のK_d値の幾何平均は,~137Csの~90Srと5.8×10~2L kg~( 1)1.2×10~2L kg~( 1)であった。2000 2011で採取した堆積物および海水試料中の安定なSrとCs濃度データを用いて,IAEAの推奨法をベースにした安定なSrとCs,D値を計算し,値を比較した。安定Sr K_d(幾何平均=5.3)であったK_D-~90Srのそれよりもはるかに少ないことが分かった,一方,安定なCs K_d(幾何平均=1.7×10~3)であったK_D-~137Csのそれより高かった。,日本沿岸堆積物中のSrとCsの全濃度に0.2倍を適用し,20%が交換性画分は仮定してこれらの放射性核種のK_dsを推定するために不適切であると判断された。全ての元素に対して一定交換可能画分率をしばしば過大評価または過小評価された値をもたらすと思われる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 国際原子力機関 ,  *沿岸帯 ,  沿岸地区 ,  *堆積物 ,  放射性同位体 ,  *セシウム ,  *海水 ,  地球 ,  海洋 ,  *ストロンチウム ,  フォールアウト ,  日本 ,  海洋環境
準シソーラス用語： 沿岸帯堆積物 ,  幾何平均 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 海洋環境 ,  放射性セシウム ,  放射性ストロンチウム ,  交換可能な画分 ,  安定要素

分類 (1件)： 岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 放射性 ,  Sr ,  Cs ,  沿岸域 ,  堆積物 ,  海水 ,  分配係数