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J-GLOBAL ID:201702236418241018   整理番号:17A1097680

火炎とくすぶり型条件下での穀物藁ともみ殻の開放燃焼から放出された粒子の化学的特性と酸化電位【Powered by NICT】

Chemical characterization and oxidative potential of particles emitted from open burning of cereal straws and rice husk under flaming and smoldering conditions
著者 (12件):
資料名:
巻: 163  ページ: 118-127  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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作物残渣の野焼きは大気微粒子放出の主要な源である。戸外室における作物残さ(稲藁,オオムギ藁,麦藁,籾殻日本で生産された)を燃焼と排気中の粒子質量,組成(元素状炭素:EC,有機炭素:OC,イオン,元素,と有機種),および酸化電位を測定した。文献からの微粒子排出係数は,稲藁のための著者らの値の範囲内であったが,オオムギ藁および麦藁で測定した値よりも1.4 1.9と0.34 0.44倍高かった。籾殻と麦わら,典型的に比較的温和な燃焼条件を導入したに対して,粒子のEC含有量は5%以下であった。レボグルコサンはK~+よりもバイオマス燃焼マーカーとしてより適していると思われる,levoglucosan/OC比は作物種間のK~+/粒子質量比よりも安定である。スチグマステロールとβ-シトステロールが,レボグルコサンのレボグルコサンまたは代わりにバイオマス燃焼のマーカーとして使用することができた。化学組成と燃焼条件の間の相関解析は,熱または火炎燃焼はEC,K~+,Cl~-及び多環芳香族炭化水素排出を増加させることを示唆するが,低温またはくすぶり燃焼はレボグルコサンと水溶性有機炭素排出量を増大させる。粒子状物質だけでなく微粒子排出係数野焼き微粒子のマクロファージ反応性酸素種(ROS)アッセイおよびジチオトレイトール(DTT)アッセイで測定した酸化電位は籾殻と稲藁のためのコムギ藁が最も高く,第二最高であった。粒子質量当たりの酸化電位は自動車排気ガスと大気の低い範囲であった。これらの結果は,野焼きの寄与は大気粒子の酸化電位に相対的に小さいことを示唆した。さらに,酸化電位(ROSとDTT活性)は水不溶性有機種とよく相関し,特に無炎燃焼で放出された水不溶性OC成分,OC成分は酸化電位に対して大きな影響を有することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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粒状物調査測定 
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