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J-GLOBAL ID：201702236477833027   整理番号：17A0585630

新規養殖対象種“スマ”の品質管理技術の開発(起業化シーズ育成支援事業)

著者 (3件)： 山下浩史 (愛媛県農林水研 水産研究セ) ,  藤田慶之 (愛媛県農林水研 水産研究セ) ,  藤田慶之 (愛媛県 農林水産部)
資料名： 愛媛県農林水産研究所水産研究センター事業報告
巻： 2015  ページ： 85-88  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： J0541B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報告では,新規養殖対象魚スマの肉質解析を行い,科学的根拠に基づく品質管理技術の開発に取り組んだ。飼育期間が長くなるにつれ,養殖スマの脂質量は増加し,魚体重1.8~2.4kgのスマの場合,脂質量は背肉で28.1~35.8%,腹肉で33.0~40.8%であった。筋肉中のヒスチジン量は非常に多かったが,アンセリンは検出されなかった。筋肉中のATP量は死後短時間で低下し,イノシン酸量は死後2~3日までは保持された。筋肉の破断強度は高く,死後2日目で最高値を示した。官能試験の結果,死後4日目までは可食できると判断した。凍結保存によって,筋肉の色調の退色が確認された。

シソーラス用語： *マグロ ,  養殖 ,  水産食品 ,  官能検査 ,  食品成分 ,  凍結保存 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  窒素複素環化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジペプチド ,  第一アミン
準シソーラス用語： *スマ ,  一般成分 ,  成分分析 ,  肉質 ,  破断強度

分類 (2件)： 動物性水産食品  (FJ13020C) ,  魚類  (FH02020K)

物質索引 (2件)： アンセリン ,  ヒスチジン

タイトルに関連する用語 (7件)： 養殖 ,  スマ ,  品質管理 ,  開発 ,  起業 ,  支援 ,  事業