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J-GLOBAL ID：201702236568914133   整理番号：17A0924909

層間隔,エントロピーおよび結晶構造の分析によるSchiff塩基液晶化合物のスメクチックB_CrとA_d相における構造と分子充填【Powered by NICT】

Structure and molecular packing in smectic B_Cr and A_d phases of Schiff base liquid crystal compounds through the analyses of layer spacing, entropy and crystal structure

著者 (9件)： Yamamura Yasuhisa (Department of Chemistry, Faculty of Pure and Applied Sciences, University of Tsukuba, Tsukuba, Ibaraki 305-8571, Japan) ,  Murakoshi Takahito ,  Iwagaki Sakiko ,  Osiecka Natalia ,  Saitoh Hideki ,  Hishida Mafumi ,  Galewski Zbigniew ,  Massalska-Arodz Maria ,  Saito Kazuya
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 29  ページ： 19434-19441  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単結晶構造解析と熱容量測定は二種のSchiff塩基液晶化合物,5cbaa(4-クロロベンジリデン-4′-ペンチルオキシアニリン)と5abca(4-ペンチルオキシベンジリデン-4′-クロロアニリン)で実施された。5cbaa分子のアルキルオキシ鎖は室温での結晶中の立体配座秩序化していた。が5abcaのそれは部分的に室温相における無秩序化したが,100Kでの低温相における秩序化した。立体配座の無秩序化を含む構造相転移が5abcaの熱容量における107Kで観測した。両化合物は二種の液晶相,SmB_CrとSmA_dを示した。鎖無秩序と関連した正味エントロピー変化はその中心-CH=N部分の配向の違いにもかかわらず,本質的に同じであった。SmB_CrとSmA_d相の層間隔は両シリーズメソゲンの(nCBAAとnABCA)におけるそれらの鎖長依存性と同様に,nBBAA(4-ブロモベンジリデン 4′-alkyloxyaniline)の場合に分析した。結果はこれらスメクチック構造をコアの反平行配置と分子の曲がった形で交互に積層コアと鎖層で構成されていることを明らかにした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *層間隔 ,  *エントロピー ,  アゾメチン ,  スメクチック相 ,  立体配座 ,  構造相転移 ,  熱容量 ,  メソゲン ,  鎖長効果 ,  *積層構造 ,  *分子充填 ,  分子配向 ,  結晶構造解析 ,  *結晶構造
準シソーラス用語： *Schiff塩基 ,  *スメチック液晶 ,  鎖長依存性 ,  単結晶構造解析

分類 (1件)： その他の液晶  (BK03030H)

物質索引 (2件)： N-(4-クロロベンジリデン)-4-(ペンチルオキシ)アニリン ,  N-[4-(ペンチルオキシ)ベンジリデン]-4-クロロアニリン

タイトルに関連する用語 (7件)： 層間隔 ,  エントロピー ,  結晶構造 ,  分析 ,  Schiff塩基 ,  液晶化合物 ,  分子充填