文献

J-GLOBAL ID：201702236735858897   整理番号：17A1246900

または第一胃保護リジンとメチオニンのない基底エンドウを給与した泌乳牛の生産と窒素利用【Powered by NICT】

Production and nitrogen utilization in lactating dairy cows fed ground field peas with or without ruminally protected lysine and methionine

著者 (6件)： Pereira A.B.D. (Department of Agriculture, Nutrition, and Food Systems, University of New Hampshire, Durham 03824) ,  Whitehouse N.L. (Department of Agriculture, Nutrition, and Food Systems, University of New Hampshire, Durham 03824) ,  Aragona K.M. (Department of Agriculture, Nutrition, and Food Systems, University of New Hampshire, Durham 03824) ,  Schwab C.S. (Schwab Consulting LLC, Boscobel, WI 53805) ,  Reis S.F. (Department of Agriculture, Nutrition, and Food Systems, University of New Hampshire, Durham 03824) ,  Brito A.F. (Department of Agriculture, Nutrition, and Food Systems, University of New Hampshire, Durham 03824)
資料名： Journal of Dairy Science  (Journal of Dairy Science)
巻： 100  号： 8  ページ： 6239-6255  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0282A  ISSN： 0022-0302  CODEN： JDSCAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 以前の研究では,エンドウとして飼料乾物量(DM)の24%以上を給餌した乳牛は,乳量,乳蛋白質の濃度と収量が減少しDM摂取量と限られた供給LysとMetのに起因して減少することを示した。十二頭の経産と4頭の初産ホルスタイン種泌乳牛を無作為に反復4×4ラテン方格デザインで4食給餌の1に割り当てた。飼料は(DMベース)34.8%のトウモロコシサイレージ,15.2%イネ科-マメ科サイレージ,5.9%ローストダイズ,2.4%ミネラル-ビタミンプレミックス,2.0%アルファルファペレット,(1)36%粉砕トウモロコシ,2.4%大豆粉,および1.3%尿素(UR),(2)29.7%粉砕トウモロコシ,9.8%大豆粉,0.13%第一胃保護(RP)リジン,および0.07%RPMet(CSBAA),(3)25%エンドウ,12.3%粉砕トウモロコシ,及び2.4%大豆ミール(FP),あるいは(4)0.15%RP Lys及び0.05%RPMetを添加したFP(FPAA)を含んでいた。著者らの目的は,乳量と組成,窒素利用,栄養消化率,第一胃発酵プロファイル,および血しょう中濃度AAのFP対UR,FPAA対CSBAA,FPAAとFPの効果を試験することであった。牛乳収率は飼料間で差はなかった。UR給餌した乳牛と比較して,FPを給餌されたそれらはより大きなDM摂取量,乳汁の純蛋白質の濃度と収率,繊維の見かけの全消化管消化性,プリン誘導体の尿中排泄およびルーメン内の総揮発性脂肪酸濃度および血しょう中Lys,およびより少ない牛乳尿素N及び第一胃NH_3Nを有していた。牛乳尿素Nの濃度だけでなく,乳脂肪の濃度と収量はFPAA対CSBAAを給餌した乳牛で増加した。FPAAを給餌した乳牛は総揮発性脂肪酸の第一胃内濃度,酢酸およびイソ酪酸の割合増加とCSBAAよりもプロピオン酸と吉草酸の割合が減少した。His,Leu,Pheの血しょう中濃度は減少し,血漿Metは増加し,プラズマLysはFPAA対CSBAAを給餌した乳牛で増加する傾向があった。収率ではなく,乳汁の純蛋白質の濃度は,FPAAとFPを給餌した乳牛で増加した。しかし,FPAAを給餌した乳牛は,FPを与えたマウスと比較して血しょう中のHisおよびLeuの濃度減少を示した。全体として,CSBAA飼料と比較して,FPAA給餌は,乳量と乳蛋白質合成に悪影響を及ぼさなかった。さらに,FP食のRP LysとRPMet補給は,牛乳収率または乳蛋白質合成を改善しなかったが,尿中尿素N排せつを減少させた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *乳牛 ,  牛乳 ,  尿中排泄 ,  泌乳量 ,  乳脂肪 ,  消化性 ,  大豆粉 ,  ホルスタイン ,  血漿 ,  血漿中濃度 ,  乳タンパク質 ,  乾物量 ,  サイレージ ,  ウレア化合物
準シソーラス用語： *泌乳牛 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： キーワード乳牛 ,  基底サヤエンドウ ,  乳量 ,  第一胃保護アミノ酸

分類 (1件)： 牛  (FD02020Y)

物質索引 (1件)： 尿素

タイトルに関連する用語 (8件)： 第一胃 ,  リジン ,  メチオニン ,  基底 ,  エンドウ ,  給与 ,  泌乳牛 ,  窒素利用