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J-GLOBAL ID：201702236748883344   整理番号：17A0884747

全球気候システムにおける波浪依存性粗さの長期的影響【Powered by NICT】

Long-term impacts of ocean wave-dependent roughness on global climate systems

著者 (4件)： Shimura Tomoya (Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Mori Nobuhito (Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Takemi Tetsuya (Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Mizuta Ryo (Meteorological Research Institute, Tsukuba, Japan)
資料名： Journal of Geophysical Research: Oceans  (Journal of Geophysical Research: Oceans)
巻： 122  号： 3  ページ： 1995-2011  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2386A  ISSN： 2169-9275  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海洋表面波は,気候システムに積極的な役割を果たすことができるが,それらは全球気候モデル(GCMs)でしばしば無視されている。波依存表面粗さはスペクトル波浪モデルWAVEWATCH IIIを用いた大気大循環モデル(MRI AGCM)中で実行された。二種類の波依存粗さの波形勾配と波齢に起因して,考察した。波依存粗さによる気候シミュレーションは風速度依存粗さを用いたシミュレーションと比較した。波形勾配依存粗さによる気候シミュレーションでは,粗さの空間分布は,膨張支配のそれと相関していた。波年齢依存粗さによるシミュレーションでは,粗さの空間分布は風向定常のそれと相関していた。両方のシミュレーションは,熱帯での粗さを減少させ,表面風速の増強15%までをもたらしこれらの改善された風速は風速度依存粗さを持つベースラインシミュレーションと比較して観測に近かった。熱帯における減少粗さと増強された風速は,大気循環の有意な変化をもたらすことを見出した,Hadley循環と降水量である。Hadley循環の特徴的な応答と変化する海面粗度に対する降水量を提示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 海面 ,  風速 ,  大気循環 ,  大気大循環モデル ,  粗度 ,  空間分布 ,  *波浪 ,  風向 ,  降水量 ,  海洋 ,  熱帯
準シソーラス用語： Hadley循環 ,  気候シミュレーション ,  波齢 ,  *気候系 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 海洋表面波 ,  大循環モデル ,  波大気結合 ,  運動量粗度長

分類 (1件)： 気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 球 ,  気候システム ,  波浪 ,  依存性 ,  粗さ ,  長期