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J-GLOBAL ID：201702236944562248   整理番号：17A1692169

肉質改善計画 第4回 肉質に影響するもの 2)育種

著者 (1件)： 入江正和 (家畜改良セ)
資料名： 月刊養豚界  (養豚界)
巻： 52  号： 12  ページ： 67-71  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： L0749A  ISSN： 0915-9622  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 肉質改善について連載する中で,「育種」を取り上げる。肉質について最も注目される形質はテクスチャーで,多汁性を持つ軟らかさが重要である。科学的な指標として,肉色,pH,保水力を挙げる。これらの肉質は遺伝率に依る。遺伝的に見て,1つは筋肉内脂肪含量(IMF)で,1日当たりの増体量の良いものを選抜すると良い。もう1つはリノール酸含量で,背脂肪厚と高い負の遺伝相関がある。ゲノム情報を活用した育種が進みつつあり,一塩基多型(SNP)に基づいた育種手法も進んできた。ゲノム情報のさらなる利用には,ゲノム上の任意の遺伝子を改変する「ゲノム編集」にも可能性があるが,先のことになろう。

シソーラス用語： *豚肉 ,  *食品特性 ,  *品質 ,  食品テクスチャー ,  色 ,  pH【水素イオン指数】 ,  保水性 ,  多汁性 ,  脂肪組織 ,  体重増加 ,  育種 ,  厚み ,  *家畜育種 ,  遺伝相関 ,  遺伝子操作 ,  ブタ ,  不飽和脂肪酸 ,  ジエン
準シソーラス用語： ゲノム編集 ,  筋肉内脂肪 ,  選抜育種 ,  増体量 ,  *肉質 ,  肉色 ,  背脂肪厚 ,  保水力

分類 (3件)： 豚  (FD02040U) ,  飼育動物の育種  (FD01020R) ,  生肉の品質と処理  (FJ12032O)

物質索引 (1件)： リノール酸

タイトルに関連する用語 (3件)： 肉質 ,  計画 ,  育種