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J-GLOBAL ID：201702236981841199   整理番号：17A0903201

ワープロが持つ文書構造機能を利用したコピペ対策教育

著者 (1件)： 水島賢太郎 (神戸女短大)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2017  号： CE-140  ページ： Vol.2017-CE-140,No.4,1-7 (WEB ONLY)  発行年： 2017年07月01日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レポート指導時にコピペ対策をどうするかについては,既に多くの実践報告がなされている。このことはコピペ問題が今も大学初年次教育の大きなテーマであることを示している。筆者は,ワープロ(MS-word)の文書構造支援機能(含む,アウトライン機能を含む)を活用して作成した2つのテンプレートを「調査資料収集用ノートのテンプレート」と「提出レポート用のテンプレート」として初学者に与え,初学者がコピペに陥ることなく正しい引用を行って,論理的なレポート作成を学べるための教育方法開発を行ってきた。その実践を通し,無知に起因するコピペと不正なコピペの峻別する基準の明確化とそれに基づく評価,事後指導の効率化において今回開発中の教育方法が有効であると分かったので報告する。なお,このレポート指導は,情報リテラシー教育の授業の一部として行ったため,情報教育の観点からの評価方法についても報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *指導 ,  学校教育 ,  対策 ,  *教育 ,  コンピュータリテラシー ,  情報利用 ,  技術教育 ,  構造
準シソーラス用語： *学習指導 ,  *レポート指導 ,  コピペ対策 ,  *情報リテラシー教育 ,  情報教育 ,  文書構造

分類 (2件)： 科学技術教育  (AA04000C) ,  技術教育  (JA01050T)

引用文献 (6件)：

• 岡部 晋典,逸村 裕「学生への倫理教育と研究ガバナンス」, 情報の科学と技術66巻3号,122~127(2016),p123
• 池田光穂,“略記法:On Abridged Notation” http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/000614repo2.html, (参照 2017-05-20)
• 名無的愛大生 “2004/01/28(水) 04:15 いたらば掲示板”, http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2198/1067351716 (参照 2017-06-06)
• 中央教育審議会大学分科会 制度・教育部会,学士課程教育の構築に向けて(審議のまとめ),p35,(平成20年)
• 佐渡島紗織.アカデミック・ライティング教育と情報リテラシー:《情報を再定義》し意見を構築できる学生を育てる.情報の科学と技術.2014,vol.64,no.1,p.22-28.

タイトルに関連する用語 (4件)： ワープロ ,  文書 ,  対策 ,  教育