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J-GLOBAL ID：201702237171218136   整理番号：17A0918532

金属酸化物および硫化物光触媒材料を用いた水の分解および二酸化炭素の還元反応

Water Splitting and CO₂ Reduction using Metal Oxide and Sulfide Photocatalyst Materials

著者 (1件)： 工藤昭彦 (東京理科大学理学部)
資料名： 表面科学  (JSSSJ)
巻： 38  号： 6  ページ： 268-273(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： F0940B  ISSN： 0388-5321  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 光触媒を用いた水分解は重要な化学反応である。半導体光触媒を用いた水分解の原理,水分解光触媒材料開発の歴史について述べた。バンドエンジニアリングによる可視光応答型光触媒の開発として,遷移金属ドーピング系そして価電子帯制御された可視光応答性金属酸化物光触媒,金属硫化物固溶体光触媒について解説した。可視光水分解光触媒系として単一粒子型,Zスキーム型,および光電極系を挙げた。最後に水を電子源に用いた二酸化炭素還元光触媒について述べた。

シソーラス用語： *金属酸化物 ,  *硫化物 ,  *光触媒 ,  *光触媒反応 ,  分解反応 ,  水 ,  *二酸化炭素 ,  *接触還元 ,  光合成 ,  二酸化炭素固定化 ,  *接触分解
準シソーラス用語： *光触媒還元 ,  *光触媒分解 ,  人工光合成 ,  *水分解

著者キーワード (8件)： artificial photosynthesis ,  photocatalyst ,  water splitting ,  CO₂ fixation ,  artificial photosynthesis ,  photocatalyst ,  water splitting ,  CO₂ fixation

分類 (1件)： 光化学反応  (CB08020F)

引用文献 (39件)：

• 1) A. Fujishima and K. Honda: Nature 238, 37 (1972).
• 2) A. Kudo and Y. Miseki: Chem. Soc. Rev. 38, 253 (2009).
• 3) Y. Inoue: Energy Environ. Sci. 2, 364 (2009).
• 4) H. Kato, K. Asakura and A. Kudo: J. Am. Chem. Soc. 125, 3082 (2003).
• 5) Y. Sakata, Y. Matsuda, T. Nakagawa, R. Yasunaga, H. Imamura and K. Teramura: ChemSusChem 4, 181 (2011).

タイトルに関連する用語 (7件)： 金属酸化物 ,  硫化物 ,  光触媒材料 ,  水 ,  分解 ,  二酸化炭素 ,  還元反応