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J-GLOBAL ID:201702237226023803   整理番号:17A1505255

リンゴ果実感染期間での病原性に対するPenicillium expansum PeSte12転写因子の寄与の解明【Powered by NICT】

Unravelling the contribution of the Penicillium expansum PeSte12 transcription factor to virulence during apple fruit infection
著者 (9件):
資料名:
巻: 69  ページ: 123-135  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0012B  ISSN: 0740-0020  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Penicillium expansum感染による青色かび病は仁果類の最も重要な疾患の重要な経済的損失の一つである。本研究では,PeSte12転写因子遺伝子を同定し,欠失変異体は遺伝子置換により作製した。ノックアウト変異体はリンゴ果実感染時の病原性の有意な減少を示した。病原性は果実の成熟段階(未成熟,成熟及び過成熟)に影響され,リンゴを0°Cで貯蔵した場合,病害重症度は顕著に減少した。ΔPeSte12変異体は無性生殖を欠損した,より少ない分生子を産生するが,この特性は微視的形態の違いと相関しなかった。さらに,ΔPeSte12変異体は野生型株よりも高い量の過酸化水素を生成した。遺伝子発現分析は,PeSte12は無菌成長に比べてリンゴ感染時の経時的に誘発されたが,特に2dpiから,病原性におけるその役割を補強したことを明らかにした。ΔPeSte12変異株におけるいくつかの遺伝子の転写豊度の分析は,評価した遺伝子の大部分で,PeSte12は無菌成長時に負の調節因子として作用すると考えられ,それらのほとんどは評価期間に沿って,増加する発現パターンを示したことを示した。最高発現値は解毒,ATPアーゼ活性,蛋白質折畳みと基礎代謝に相当した。リンゴ感染時の遺伝子発現分析は,分析した9遺伝子のうち3はアップレギュレーションされたことを示した。,PeSte12はアルドラーゼの特定のタイプに正の制御を発揮すると考えられた。これらの結果は,PeSte12転写因子はP.expansumの病原性と無性生殖に重要な役割を果たすことを示す。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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果実とその加工品  ,  食品の汚染 

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