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J-GLOBAL ID：201702237304600497   整理番号：17A1509782

マイクロフルイディクス可能ミリ秒時間スケール水素-重水素交換を用いたマッピング配位子結合【Powered by NICT】

Mapping ligand binding using microfluidics-enabled millisecond timescale hydrogen-deuterium exchange

著者 (3件)： Resetca Diana (Department of Medical Biophysics, University of Toronto, Toronto, ON, M5G 1L7, Canada) ,  Wilson Derek J. (Chemistry Department, York University, Toronto, ON, M3J 1P3, Canada) ,  Wilson Derek J. (Centre for Research in Mass Spectrometry, York University, Toronto, ON, M3J 1P3, Canada)
資料名： International Journal of Mass Spectrometry  (International Journal of Mass Spectrometry)
巻： 420  ページ： 67-73  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0625A  ISSN： 1387-3806  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水素重水素交換(HDX)は,蛋白質錯体生成と配位子結合に伴う動力学の変化を特性化するための重要な技術として出現している。結合部位マッピングは,HDXの重要な応用であるが,アロステリック効果からのアーチファクトはしばしば結果にあいまいさを導入した。以前に時間分解(ミリ秒時間スケール)標識のための急速混合と完全な「ボトムアップ」HDXワークフローを組み込んだマイクロ流体デバイスを開発した。,グルタチオンSトランスフェラーゼ(GST)とグルタチオン(GSH)間の良く特性化された相互作用を用いたリガンド結合のマッピングを行うために本手法を評価した。迅速分析では,動力学における有意な減少はGST活性部位領域と特異的に骨格水素結合によるGSHと直接接触するセグメントに独占的にマッピングした。重要なことに,アロステリック効果からアーチファクトを時間分解HDXデータでは明らかでなかった。時間分解HDXは配位子結合部位をマッピングし,蛋白質/配位子複合体化後の蛋白質動力学の進化を捕捉するための強力なアプローチを提供する可能性があると結論した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： タンパク質 ,  グルタチオントランスフェラーゼ ,  アロステリック効果 ,  活性部位 ,  錯体生成 ,  アーチファクト ,  *マイクロフルイディクス ,  水素結合 ,  キャラクタリゼーション ,  マイクロ流体デバイス ,  結合部位 ,  迅速分析
準シソーラス用語： 蛋白質動力学 ,  リガンド結合 ,  *H/D交換 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 配位子結合 ,  水素重水素交換 ,  マイクロフルイディクス ,  質量分析 ,  グルタチオン-S-トランスフェラーゼ ,  H/D交換

分類 (3件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  有機物質の物理分析一般  (CC03031B)

タイトルに関連する用語 (6件)： マイクロフルイディクス ,  秒 ,  時間スケール ,  水素-重水素交換 ,  マッピング ,  配位子