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J-GLOBAL ID:201702237324753179   整理番号:17A1018146

野生化したイタリアンライグラス(Lolium multiflorum)におけるグリホサート耐性と内生菌感染に対する雑草管理法の影響

Influence of weed management measures on glyphosate resistance and endophyte infection in naturalized Italian ryegrass (Lolium multiflorum)
著者 (9件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 84-90  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: W1596A  ISSN: 1444-6162  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近,静岡県西部地域の水田の畦でグリホサート耐性のイタリアンライグラス(Lolium multiflorum Lam.)が発見された。イタリアンライグラスの野生化した個体群はしばしばEpichloe内生菌に感染する。内生菌はそれらの宿主のイネ科植物に便益を与えことが多い。この研究は,グリホサート耐性の個体が優勢になった水田の畦で育ったイタリアンライグラスにおけるグリホサート耐性と内生菌感染に対する5種類の雑草管理処理の影響を調べた。雑草管理処理は:(i)雑草の開花前に1度除草;(ii)開花期に1度除草;(iii)開花期に2度除草;(iv)開花前にグリホサート施用;および(v)無処理であった。2013および2014年に処理区から種子を採集した。種子の内生菌感染を調べ,種子から成長した実生のグリホサート耐性の頻度を試験した。グリホサート処理に由来した実生は他のすべての処理に由来した実生より高いグリホサート耐性の頻度を示した。内生菌は水田の畦からの種子の全個体群で見いだされ,グリホサート処理および2度の除草処理に由来した種子において高い感染率が見られた。種子の内生菌感染頻度と同じ個体群から成長した実生のグリホサート耐性の間には有意の関係があった。結果は,グリホサート除草剤がしばしば使用された場所ではグリホサート耐性のイタリアンライグラスの選択が起こり,これに伴って内生菌感染の頻度も増加することを示す。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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雑草による植物被害  ,  雑草に対する農薬 
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