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J-GLOBAL ID:201702237335254483   整理番号:17A0054454

GC/MSデータベースを用いるPM2.5中の多環芳香族炭化水素の多検体迅速分析の開発と起源解析に関する考察

著者 (5件):
資料名:
号: 43  ページ: 59-64  発行年: 2016年12月28日 
JST資料番号: Z0197B  ISSN: 0918-9173  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ガスクロマトグラフ質量分析(GC/MS)データベースを用いて,微小粒子状物質(PM2.5)中の多環芳香族炭化水素(PAHs)の迅速分析を開発した。本法は,超音波抽出による迅速前処理とGC/MSデータベースシステムを組み合わせた手法であり,最大10検体の試料を1日内で分析することができる。16種のPAHs標準物質による添加回収試験を行った結果,2環のNaphthaleneでは2%であったが,3環から回収率が向上し,Phenanthreneでは72%を示した。また,4~6環PAHsにおいては92~108%で高い回収率が得られた。この結果から,本法の適用範囲は,2環及び低分子の3環を除く,3環以上のPAHsであることが示された。また,福岡県内で採取したPM2.5試料計45検体を用いて,公定法との実測濃度比較をした結果,両者の間に高い相関性(R2=0.98)が認められた。さらに,本法によって得られたPAHsの濃度や組成比をもとにその起源解析を行った結果,冬季ではPAHs濃度が高くなり,大陸を起源とするバイオマス及び石炭燃焼由来であることが推定された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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大気中の汚染物質のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  その他の汚染原因物質 

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