文献
J-GLOBAL ID:201702237539222014   整理番号:17A1496789

メトホルミンとアスコルビン酸の併用療法はラットにおける2型糖尿病と共存性欝を改善する【Powered by NICT】

Metformin and ascorbic acid combination therapy ameliorates type 2 diabetes mellitus and comorbid depression in rats
著者 (4件):
資料名:
巻: 1674  ページ: 1-9  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0705B  ISSN: 0006-8993  CODEN: BRREA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
糖尿病と欝病は世界的にヒトに影響を及ぼす一般的な共存疾患である。糖尿病および合併うつ病の両方を治療するための治療戦略を開発するための満たされていない必要がある。本研究は,ラットにおける2型糖尿病と併存する鬱病に対するメトホルミンとアスコルビン酸の有効性を評価した。四群糖尿病ラットの経口11日間連続して車両(1mL/kg),メトホルミン(25mg/kg),アスコルビン酸(25mg/kg),またはメトホルミン(25mg/kg)とアスコルビン酸(25mg/kg)の組合せを投与した。糖尿病はニコチンアミド(120mg/kg, i.p.)とストレプトゾトシン(65mg/kg, i.p.)の単回投与により誘導された。併存うつ病は1 5 7,及び10日目に10秒間隔で五不可避足ショック(2Ma,2ms)によって誘導された。健常ラットの1群には車両のみを受けた非糖尿病対照群として機能する。11日目に,動物を屠殺し,血液と脳試料は,強制水泳試験後の各ラットから採取した。血漿グルコース,インシュリンおよびコルチコステロンレベルは血漿で評価した。モノアミン,炎症性サイトカイン,酸化ストレスのレベルは前前頭皮質で測定した。併用療法は,共存の欝群と糖尿病に関連した不動期間,グルコースおよびコルチコステロンレベルを有意に減少させた。さらに,併用療法はインシュリンとモノアミンのレベルを増加させ,酸化ストレスと炎症性サイトカインが有意に減少した。結論として,本研究はメトホルミンとアスコルビン酸併用療法は2型糖尿病と併存する鬱病を治療するための潜在的な戦略となり得ることを明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
糖質代謝作用薬の臨床への応用  ,  代謝異常・栄養性疾患の治療 

前のページに戻る