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J-GLOBAL ID:201702237595381845   整理番号:17A0217266

南琉球宮古多良間方言の三型アクセント-その特徴と型の中和-

The Three-Patterned Accent System in Miyako-Tarama Variety of Southern Ryukyuan: Its Properties and Accent Neutralizations
著者 (2件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 66-80  発行年: 2016年12月30日 
JST資料番号: Y0922B  ISSN: 1342-8675  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本論文では,南琉球宮古多良間方言の三型アクセント体系の特徴を報告する。多良間方言のアクセント体系は1つないしは2つの型しかないとされてきたが,最近,三型であることが明らかにされた。この結果,一型ないしは二型であるとされてきた,その他の南琉球諸方言のアクセントの再調査を促すこととなった。そして,新たに三型体系が発見されている。これまでのこうした誤りは,これらの方言が他の日本語・琉球語諸方言のアクセント体系には見られない特徴的な韻律的単位,即ち,韻律語を有するためである。2モーラ以上の語根・接語が写像される韻律的単位である韻律語を仮定して初めて多良間方言アクセントの3つのピッチパターンを一般化することが可能となる。多良間方言アクセントに関する未解決の問題の1つとしてアクセント型の中和も取り上げた。
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分類 (2件):
分類
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自然語処理  ,  音声処理 
引用文献 (21件):
  • 青井隼人 (2012) 「宮古多良間方言の三型アクセント体系」 『2012年度第26回日本音声学会全国大会予稿集』, 7-12.
  • 青井隼人 (2015) 「多良間方言の三型アクセント」 『2015年度第29回日本音声学会全国大会予稿集』, 202-205.
  • 青井隼人 (2016a) 『南琉球宮古語多良間方言の音声学的・音韻論的構造の諸相』 博士論文, 東京外国語大学大学院.
  • 青井隼人 (2016b) 「宮古語多良間方言のアクセント型の中和」 『琉球諸語記述研究会第10回研究発表会』配布資料 (2016.9.25, 九州大学).
  • 青井隼人 (2016c) 「南琉球宮古多良間方言におけるピッチ上昇の記述」 『日本言語学会第153回大会予稿集』, 76-81.
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