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J-GLOBAL ID：201702237823066253   整理番号：17A1738472

凝集単層カーボンナノチューブは分子動力学シミュレーションに基づいてドーパミン関連蛋白質を吸収及び変形する

Aggregated Single-Walled Carbon Nanotubes Absorb and Deform Dopamine-Related Proteins Based on Molecular Dynamics Simulations

著者 (6件)： YU Yi (Soochow Univ., Suzhou, CHN) ,  SUN Huiyong (Soochow Univ., Suzhou, CHN) ,  GILMORE Keith (Soochow Univ., Suzhou, CHN) ,  HOU Tingjun (Soochow Univ., Suzhou, CHN) ,  WANG Suidong (Soochow Univ., Suzhou, CHN) ,  LI Youyong (Soochow Univ., Suzhou, CHN)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 38  ページ： 32452-32462  発行年： 2017年09月27日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単層カーボンナノチューブ(SWCNT)はバイオセンサ及び薬物キャリアなどのバイオメディカル分野の有用な材料として注目されている。この論文において,全原子分子動力学シミュレーションを用いて,ドーパミン関連蛋白質[チロシンヒドロキシラーゼ(TyrOH)及びドーパミン輸送体(DAT)]と3つのSWCNTの間の相互作用を研究した。結果から,TyrOH及びDATはこれらのSWCNTに吸着することを示した。TyrOHに関して,凝集7-(10,10)CNTは主に活性部位の立体配座に影響し,それゆえにTyrOH発現の阻害においてより効果的であった。DATに関して,凝集7-(10,10)CNTは外向きに面する立体配座を促進し,それはドーパミンの再取込に有利であった。それに加えて,ドーパミン再取込の阻害剤の結合は凝集7-(10,10)CNTへの結合により顕著に破壊され,ドーパミンを輸送する能力の改善を示した。これらの結果から,単独/凝集SWCNTと蛋白質の動的相互作用を提示し,それにより薬物依存症の治療に関する凝集SWCNTのメカニズムを説明した。

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  計算機シミュレーション ,  立体配座 ,  配座転移 ,  吸着 ,  *チロシンヒドロキシラーゼ ,  *膜タンパク質 ,  活性部位 ,  *薬物依存性 ,  生体適合性 ,  *神経系作用薬 ,  カテコールアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： ドーパミン作用薬 ,  *ドーパミン輸送体 ,  全原子分子動力学シミュレーション ,  蛋白質吸着

分類 (3件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  (GW03120U) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： ドーパミン

タイトルに関連する用語 (5件)： 凝集 ,  単層カーボンナノチューブ ,  分子動力学シミュレーション ,  ドーパミン ,  蛋白質