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J-GLOBAL ID：201702238485384773   整理番号：17A0640765

食品保存用精油または精油主要成分を組み入れたアクティブパッケージングの新しい進歩

New advances in active packaging incorporated with essential oils or their main components for food preservation

著者 (8件)： MAISANABA S. (Univ. Sevilla, Sevilla, ESP) ,  LLANA-RUIZ-CABELLO M. (Univ. Sevilla, Sevilla, ESP) ,  GUTIERREZ-PRAENA D. (Univ. Sevilla, Sevilla, ESP) ,  PICHARDO S. (Univ. Sevilla, Sevilla, ESP) ,  PUERTO M. (Univ. Sevilla, Sevilla, ESP) ,  PRIETO A. I. (Univ. Sevilla, Sevilla, ESP) ,  JOS A. (Univ. Sevilla, Sevilla, ESP) ,  CAMEAN A. M. (Univ. Sevilla, Sevilla, ESP)
資料名： Food Reviews International  (Food Reviews International)
巻： 33  号： 4/6  ページ： 447-515  発行年： 2017年12月 
JST資料番号： E0194C  ISSN： 8755-9129  CODEN： FRINEL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿は精油(EO)またはその主要成分の,1)抗菌活性,2)抗酸化活性及び3)細胞傷害アッセイに関して記載した。EOと構成成分のインビトロ抗菌性にも関わらず高濃度を要することから食品保存での使用は制限されている。アクティブパッケージング抗菌包装は腐敗または病原菌進行阻害,食品品質,安全性及びシェルフライフの改良からなる最近の食品保存技術である。EO類を導入したフィルムの抗菌活性を表1に要約した。EO類の抗酸化活性は膨大な著書があり,その活性は豊富なテルペン,テルペノイド及び芳香族化合物に起因する。種々のフィルム基質への導入後の抗酸化活性と合わせて,2010~2015年のEO類の抗酸化活性に関する文献を表に要約した。酸化が食品劣化の主因であることを考慮して,抗酸化特性を有するEOまたは主成分が食品包装に導入されている。これらから,EO類は純粋物質として使用すること並びに食品包装に応用する導入量は限定的であることが重要である。大衆へのリスク評価として,インビトロ細胞毒性試験,MTTアッセイ,LDHアッセイ,トリパンブルー色素排除試験法及び総タンパク質量アッセイ等の適用が必要である。

シソーラス用語： *バリヤ包装 ,  *精油 ,  抗細菌作用 ,  活性 ,  細胞毒性 ,  保蔵 ,  品質 ,  食品安全性 ,  シェルフライフ ,  劣化 ,  スルホン酸 ,  芳香族アミン ,  アゾ化合物 ,  フェノール類 ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノアルコール ,  第一アミン
準シソーラス用語： アクティブパッケージング ,  抗酸化活性 ,  食品品質 ,  食品保蔵 ,  品質劣化

分類 (2件)： 食品包装  (FJ02030B) ,  食品の変質  (FJ01052Y)

物質索引 (1件)： トリパンブルー

タイトルに関連する用語 (4件)： 食品保存 ,  精油 ,  主要成分 ,  アクティブパッケージング