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J-GLOBAL ID:201702238720635555   整理番号:17A0739907

花崗岩類中の鉱物分布および鉱物組合せとその量比(モード組成)の新たな評価手法の構築:走査型X線分析顕微鏡で取得した元素分布図を用いた画像解析

Development of New Method for Evaluating the Mineral Distribution and Mode: Quantitative Image Analysis Using the Elemental Maps Obtained by the Scanning X-ray Analytical Microscope
著者 (2件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 80-93  発行年: 2017年06月10日 
JST資料番号: G0269B  ISSN: 0286-7737  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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花崗岩類中の鉱物分布やモード組成は,その形成過程の検討,割れ目分布の特徴や基質中の物質移動現象を理解する上で有用である。モード解析手法としては,ポイントカウンティング法や様々な画像解析手法などが提案される。しかし,既存手法では観測者の技量や測定領域が狭いなどの課題がある。そこで,本研究は,測定領域が広い走査型X線分析顕微鏡(SXAM)で取得した元素分布図を用いて,鉱物個々の化学組成の不均質性を考慮し,二次鉱物も含めて花崗岩類中の鉱物分布とモード組成を簡易かつ客観的に評価できる新たな手法(MJPD法)を提示する。MJPD法は,各鉱物から出力される元素のX線強度分布を正規分布と仮定し,X線強度のばらつきを考慮して鉱物種を同定可能とした手法である。土岐花崗岩の肉眼観察で顕著に変質を被る試料と被らない試料を対象としてMJPD法の妥当性を検証した結果,岩石薄片程度の大きさであれば,SXAMで約10,000秒間測定することで簡易に鉱物分布図の構築およびモード組成が把握できることを確認した。また,MJPD法は他の機器で取得した元素分布図にも適用可能であり,今後の適用の拡大が期待できる手法である。(著者抄録)
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分類 (2件):
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火成岩全般  ,  土の構造と物理的・化学的性質 
引用文献 (27件):
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