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J-GLOBAL ID：201702239089119255   整理番号：17A0554608

両親媒性リグニン誘導体とセロビオヒドロラーゼ基との連結によるリグノセルロースの酵素的糖化の改善

Association of amphipathic lignin derivatives with cellobiohydrolase groups improves enzymatic saccharification of lignocellulosics

著者 (6件)： YAMAMOTO Yoko (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  CHENG Ningning (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KODA Keiichi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  IGARASHI Kiyohiko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TAMAI Yutaka (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  URAKI Yasumitsu (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 24  号： 4  ページ： 1849-1862  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Trichoderma reeseiからCBHI(セロビオヒドロラーゼI),EGI,CBHIIを精製し,生成した酵素と両親媒性リグニン誘導体(ALD)との相互作用を,表面プラズモン共鳴(SPR)を用いて調べた。さらに新規なALDを軟クラフトリグニン(KL)から製造し,酵素デンプン糖化と相互作用の解析を行った。その結果,EPEG(エトキシ-(2-ヒドロキシ)-プロポキシ-ポリエチレングリコールグリシジルエーテル)-KLは全てのALD中で最高の残留セルロース活性を示した。この結果は,EPEG-KLは特にALD製造における望ましいセルラーゼ試薬であり,KLはクラフトパルプ化プロセスの黒液から容易に分離できることを示唆した。ALDは疎水性相互作用に加えて酵素上のアミノ酸との相互作用によりCBHI及びIIと強い親和性があった。

シソーラス用語： 両親媒性 ,  リグニン ,  *セロビオヒドロラーゼ ,  *リグノセルロース ,  *糖化 ,  *酵素的分解 ,  Trichoderma reesei ,  プラズマ共鳴 ,  分光分析 ,  表面プラズモン ,  クラフトパルプ ,  澱粉 ,  ポリエチレンオキシド ,  環状エーテル ,  アルコール ,  活性 ,  セルラーゼ ,  黒液 ,  疎水性 ,  アミノ酸 ,  親和性 ,  脂肪族アルコール ,  ジオール
準シソーラス用語： ポリエチレングリコール類 ,  酵素的糖化

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  木材化学  (FF05040V)

物質索引 (1件)： エチレングリコール

タイトルに関連する用語 (6件)： 両親媒性 ,  リグニン ,  誘導体 ,  セロビオヒドロラーゼ ,  リグノセルロース ,  酵素的糖化