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J-GLOBAL ID：201702239602732565   整理番号：17A1165799

ヒト水晶体におけるUVA光アスコルビン酸酸化【Powered by NICT】

UVA Light-mediated Ascorbate Oxidation in Human Lenses

著者 (3件)： Rakete Stefan (Department of Ophthalmology, School of Medicine, University of Colorado, Aurora, CO) ,  Nagaraj Ram H. (Department of Ophthalmology, School of Medicine, University of Colorado, Aurora, CO) ,  Nagaraj Ram H. (Department of Pharmaceutical Sciences, Skaggs School of Pharmacy and Pharmaceutical Sciences, University of Colorado, Aurora, CO)
資料名： Photochemistry and Photobiology  (Photochemistry and Photobiology)
巻： 93  号： 4  ページ： 1091-1095  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0593A  ISSN： 0031-8655  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アスコルビン酸酸化はヒトレンズにおけるUVA光によって促進されるかどうか,この過程は年齢とGSHレベルによって影響されるかどうか知られていない。本研究では,ヒトドナーからの対レンズを使用した。各対の一つレンズはUVA光に曝露したが,他のレンズを対照として同じ期間暗所に保蔵した。LC-MS/MS分析を用いて,著者らは,高齢レンズ(41 73歳)であった若年レンズ(18 40歳)よりもUVA誘導アスコルビン酸酸化に感受性であることを見出した。アスコルビン酸(コントロールに比較して)の約36%が若いレンズで約16%と比較して高齢レンズで酸化された。さらに,高レベルのGSHとレンズは低かったレベルと比較してUVA誘導アスコルビン酸酸化への感受性が低く,この効果は年齢に依存しなかった。アスコルビン酸の酸化は,反応性α-ジカルボニル化合物のレベル上昇を引き起こした。要約すると,著者らの研究は,UVA光曝露はヒト水晶体におけるアスコルビン酸酸化をもたらすことを,そのような酸化は加齢レンズでより豊富であり,GSHレベルと逆相関であることを示した。著者らの知見は,UVA光曝露はヒト水晶体におけるアスコルビン酸酸化を通した蛋白質凝集につながる可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 反応性 ,  *酸化 ,  *ヒト ,  レンズ ,  *水晶体 ,  感受性 ,  保蔵 ,  ラクトン ,  水溶性ビタミン ,  第二アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： 蛋白質凝集 ,  逆相関 ,  光曝露 ,  若年 ,  LC/MS/MS ,  暗所 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 酵素生理  (EJ02020P)

物質索引 (1件)： アスコルビン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒト ,  水晶体 ,  UVA ,  アスコルビン酸 ,  酸化