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J-GLOBAL ID：201702239776561378   整理番号：17A0934498

チタン合金の高能率・低環境負荷切削技術

High-Efficiency and Low Environmental Load Cutting Technology for Titanium Alloy

著者 (1件)： 原宣宏 (摂南大 理工)
資料名： チタン  (Titanium Japan)
巻： 65  号： 3  ページ： 110-113  発行年： 2017年07月28日 
JST資料番号： G0043A  ISSN： 1341-1713  CODEN： CHITF5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： チタン合金の加工に関して,コスト低減を図るため切削速度の高速化が求められている。本研究ではチタン合金の旋削およびエンドミル加工に関して高速切削を行い,各種切削条件が工具摩耗に与える影響を調査した。また,エンドミル加工については,極微小量の植物油等を圧縮空気により霧状に噴霧するMQLについて検討した。その結果,旋削のような連続切削では,湿式にて高強度で熱伝導率の高いダイヤモンド工具を使用することで,超硬工具と比較して高速度の切削が可能である。また,エンドミル加工のような断続切削における高速切削では,MQLの採用により熱衝撃による工具欠損を抑制し,潤滑効果により工具摩耗のさらなる抑制が期待でき,より環境負荷の低い加工が可能である。

シソーラス用語： *チタン合金 ,  環境影響 ,  *旋削 ,  *エンドミル加工 ,  *高速切削 ,  加工速度 ,  加工条件 ,  工具摩耗 ,  植物油脂 ,  圧縮空気 ,  噴霧 ,  連続性 ,  熱伝導率 ,  ダイヤモンド工具 ,  間欠性 ,  熱衝撃 ,  破損 ,  切削工具 ,  切削油 ,  機械的性質 ,  性質

分類 (1件)： 切削一般  (QC02010V)

引用文献 (13件)：

• 長谷川良栄,精密工学会誌,75(2009),953
• 本西 英,磯田繁雄,吉田浩二,伊藤英男,津森芳勝,寺田好則,神戸製鋼技報,35(1985),61
• 住友電気工業(株)イゲタロイ切削工具カタログ(2015-2016)
• Rachid M'Saoubi, Dragos Axinte, Sein Leung Soo, Christoph Nobel, Helmi Attia, Gregor Kappmeyer, Serafettin Engin, Wei-Ming Sim, CIRP Annals-Manufacturing Technology, 64 (2015), 557
• A. K. M Nurul Amin, Ahmad F. Ismail, M. K. Nor Khairusshima, Journal of Materials Processing Technology, 192-193 (2007), 147

タイトルに関連する用語 (4件)： チタン合金 ,  高能率 ,  環境負荷 ,  切削