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J-GLOBAL ID:201702240002579392   整理番号:17A0997158

有機ゲルの構造と機械的性質:油とゲル化剤分子構造の役割【Powered by NICT】

Structural and mechanical properties of organogels: Role of oil and gelator molecular structure
著者 (6件):
資料名:
巻: 96  ページ: 161-170  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,レオロジー測定,偏光顕微鏡及び小角X線散乱(SAXS)によるオルガノゲルの性質に及ぼす油及びゲル化剤構造の影響を評価することである。四異なった食品用ゲル化剤(グリセリルトリステアラート-GT,ソルビタントリステアラート-ST;ソルビタンモノステアラート-SMとモノステアリン酸グリセリン-GM)は中鎖トリグリセリド及びオレイン酸高含有ひまわり(MCTとLCT)油相で試験した。有機ゲルは30分間80°Cで種々の濃度(5 10 15 20及び25%)で油相とゲル化剤を混合して調製した。全オルガノゲルは複屈折ゲル化剤濃度の増加とともに変化することを結晶構造の形成を確認したを示した。SAXSピークの評価により,全ての構造は,ラメラが異なるd-間隔値と同様に組織化されていたことを確認した。マイクロ-及びナノスケールレベルでのこれらの特異性はオルガノゲルのレオロジー特性の差をもたらした。結果はオイルの種類(中鎖及び長鎖トリグリセリド)とゲル化剤の親水性頭部(すなわちソルビタン対グリセリル)は有機ゲルの物理的性質に影響を及ぼすことを示したが,モノステアリン酸の存在は強い有機ゲルの形成をもたらした。さらに,LCTで製造したゲルはMCTより低い有機ゲル化剤濃度で強くゲル化した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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食用油脂,マーガリン 
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