抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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蚕やヒゲナガカワトビケラがシルク繊維を形成する機構に焦点を当てて吐糸機構の考察について述べた。ヒゲナガカワトビケラは,水中で小石を集めて石の表面に微細な繊維を付着させ,頭部をランダムな方向に振りながら糸を吐くため,すり鉢状の凹んだ吐糸の方が好都合である。ヒゲナガカワトビケラが吐糸する絹糸の断面には,絹糸が一対になった形態が見られ家蚕繭糸のプランのように一対の平行糸状からできている。プランの直径は3.3μmであった。ヒゲナガカワトビケラと蚕の吐糸口の形態は類似していた。