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J-GLOBAL ID:201702240196052166   整理番号:17A1699428

都市計画マスタープランにみる多核連携型コンパクトシティの計画と現状に関する研究-商業・医療機能の立地と核間公共交通に着目した都市間比較-

A Study on Planned and Current Situation of “Networked Compact City” in Municipal Master Plans in Japan-Comparison Focusing on Location of Retail and Medical Facilities and Intercentral Public Transportation-
著者 (3件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: ROMBUNNO.Vol.52No.1,10-17  発行年: 2017年04月25日 
JST資料番号: G0606B  ISSN: 1348-284X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「多核連携型コンパクトシティ」の考え方が自治体の計画でどのように現れているか概観し,都市機能立地と核間公共交通がどのような状況の場所に拠点として設定されているかを全国横断的に明らかにする。具体的には,自治体の計画として都市計画マスタープラン,都市機能立地として商業施設・医療施設の立地を評価分類した。得られた知見を述べる。(1)対象都市79市のうち36市が,「多核連携型コンパクトシティ」の核間を公共交通で結ぶ都市構造を指向しており,目指すべき都市構造として定着している。(2)36都市中35都市を対象に拠点の現状を分析すると,都市機能立地・核間公共交通の両水準とも劣る拠点が26%存在することが分かった。(3)三大都市圏以外では,人口規模の小さい都市ほど利便性の低い拠点が設定されやすい傾向にあり,拠点が過剰に設定されている可能性を示している。
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分類 (1件):
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都市計画一般,都市経済学 
引用文献 (10件):
  • 1) 海道清信(2007),「コンパクトシティの計画とデザイン」,学芸出版社.
  • 2) 神谷和彦,中村隆司(2002),「都市のマスタープランにおける都市将来像としてのコンパクトシティ」,土木計画学研究・講演集,No.25,論文No.113.
  • 3) 谷口守,肥後洋平,落合淳太(2012),「都市計画マスタープランに見る低炭素化のためのコンパクトシティ政策の現状」,土木学会論文集G(環境),Vol.68,No.6(環境システム研究論文集第40巻),pp.II_395-II_402.
  • 4) 肥後洋平,宮木祐任,谷口守(2013),「拠点の階層性に関する計画と実態 -都市計画マスタープランに着目して-」,不動産学会学術講演集,No.29,pp.57-64.
  • 5) 肥後洋平,森英高,谷口守(2014),「『拠点へ集約』から『拠点を集約』へ -安易なコンパクトシティ政策導入に対する批判的検討-」,都市計画論文集,Vol.49,No.3,pp.921-926.
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