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J-GLOBAL ID：201702240292885085   整理番号：17A0227621

新たな史料に基づく和歌山県沿岸における安政東海・南海地震の津波痕跡調査

著者 (4件)： 今井健太郎 (海洋研究開発機構) ,  石橋正信 ,  行谷佑一 (産業技術総合研) ,  蝦名裕一 (東北大 災害科学国際研)
資料名： 津波工学研究報告  (Research Report of Tsunami Engineering)
号： 33  ページ： 121-130  発行年： 2017年01月31日 
JST資料番号： L2458A  ISSN： 0916-7099  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 既往研究で取り上げられていなかった地震史料や最近に発掘された史料に基づいて安政南海地震津波の痕跡調査を実施するとともに,その調査結果を報告した。和歌山県沿岸のうち,既報研究で詳細な調査が実施されていない太地町,古座町および串本町有田,由良町において調査を実施し,得られた津波痕跡高の諸元を一覧表に示した。また,痕跡高分布図も示した。今後は,これらの津波痕跡高を用いて安政東海・南海地震の波源再評価を行う必要がある。

シソーラス用語： 資料 ,  和歌山県 ,  大地震 ,  *痕跡 ,  解析 ,  現地調査 ,  沿岸帯 ,  *津波 ,  *古津波
準シソーラス用語： 史料 ,  津波解析 ,  *歴史津波

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (24件)：

• 羽鳥徳太郎(1980):大阪府・和歌山県沿岸における宝永・安政南海道津波の調査, 東京大学地震研究所彙報, 55, 505-535.
• 羽鳥徳太郎・相田勇・坂下至功・日比谷紀之(1983):和歌山県湯浅・広に遡上した南海道津波の調査-1946年南海道および宝永・安政津波について, 東京大学地震研究所彙報, 58, 187-206.
• 都司嘉宣, 岩崎伸一(1996):和歌山沿岸の安政南海津波(1854)について, 歴史地震, 12, 169-187.
• 和歌山県立博物館(2015):先人たちが残してくれた「災害の記憶」を未来に伝えるI, 和歌山県立博物館施設活性化事業実行委員会, 16pp.
• 和歌山県立博物館(2016):先人たちが残してくれた「災害の記憶」を未来に伝えるII, 和歌山県立博物館施設活性化事業実行委員会, 16pp.

タイトルに関連する用語 (8件)： 史料 ,  和歌山 ,  沿岸 ,  東海 ,  南海地震 ,  津波 ,  痕跡 ,  調査