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J-GLOBAL ID：201702240399942927   整理番号：17A0127509

緩傾斜護岸背後の道路上の車両に働く越波による波力に関する検討

著者 (6件)： 越智聖志 (日本データーサービス(株) 水工部) ,  木村克俊 (室蘭工業大学大学院工学研究科) ,  中村彰吾 (室蘭工業大学大学院工学研究科) ,  宮武誠 (函館工業高等専門学校) ,  上久保勝美 ((国研)土木研究所 寒地土木研究所) ,  袖野宏樹 (日本データーサービス(株) 水工部)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 72  号： 2  ページ： I_676-I_681(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 緩傾斜護岸では,高波浪時において護岸背後の道路で通行障害が発生することがある.本研究では,まず現地調査を行って,越波による車両の危険性を明らかにした.水理模型実験では,3種類の周期条件に対して波高を変化させて,(1)海側車線部における最大越波水脈厚,(2)越波流量,(3)車両に働く水平波力,の特性を明らかにした.また,最も周期の長い条件に対して,最大越波水脈厚の空間分布を示した.さらに,最大越波水脈厚を指標として,車両に働く波圧分布を定式化するとともに,車両滑動実験によりその妥当性を確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： *護岸 ,  *沿岸道路 ,  *越波 ,  自動車 ,  波高 ,  波力 ,  水理模型試験 ,  方向 ,  空間分布
準シソーラス用語： 滑り試験 ,  *緩傾斜護岸 ,  高波 ,  水平波力 ,  水平方向

著者キーワード (4件)： gently sloping seawall ,  coastal road ,  wave overtopping ,  horizontal wave force

分類 (2件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G) ,  海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (4件)：

• 1) 玉田崇,井上雅夫,手塚崇雄:緩傾斜護岸の越波流量算定図とその越波低減効果に関する実験的研究,海岸工学論文集,第49巻,pp. 641-645,2002.
• 2) 合田良実,岸良安治,神山豊:不規則波による防波護岸の越波流量に関する実験的研究,港湾技術研究所報告,第14巻,第4号,pp. 3-44,1976.
• 3) 鈴木崇之,岡安章夫,田中真史:緩傾斜護岸の越波水理特性実験とLES数値計算,海岸工学論文集,第50巻,pp. 631-635,2003.
• 4) 朝倉良介,岩瀬浩二,池谷毅,高尾誠,金戸俊道,藤井直樹,大森政則:護岸を越流した津波による波力に関する実験的研究,海岸工学論文集,第47巻,pp. 911-915,2000.

タイトルに関連する用語 (4件)： 緩傾斜護岸 ,  道路 ,  越波 ,  波力