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J-GLOBAL ID：201702240530588490   整理番号：17A0325486

臨床安全性の評価およびヒトにおける腸内微生物叢と腸機能に及ぼすスタキオース強化α-ガラクト-オリゴ糖の有益な効果【Powered by NICT】

Evaluation of clinical safety and beneficial effects of stachyose-enriched α-galacto-oligosaccharides on gut microbiota and bowel function in humans

著者 (3件)： Li Ting (Shaanxi Engineering Laboratory for Food Green Processing and Safety Control, College of Food Engineering and Nutritional Science, Shaanxi Normal University, Xi’an 710062, China. [e-mail]) ,  Lu Xinshan ,  Yang Xingbin
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 8  号： 1  ページ： 262-269  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Deshipuスタキオース顆粒(DSG)はLycopus lucidus Turczの食事根由来α-ガラクトオリゴ糖の混合物である。我々の以前の研究は,DSGは糞便微生物組成を改善し,マウスにおける腸ぜん動と糞便中排せつを促進することを示した。本研究では,ヒトの腸内細菌叢と腸機能に及ぼすDSGの影響を検討した。二ヒト介入研究を実施した。最初の研究では,100名の健康な成人がないまたは5g DSGの1日14日間処理した。糞試料中における微生物群組成はDSG補給の前後に定量的に解析した。DSG消費は糞便中ビフィズス菌と乳酸桿菌の量を有意に上昇させ,糞便Clostridium perfringens濃度を減少させることを見出した。第二の研究では,103便秘患者は30日間プラセボまたはDSGの1日当たり5gで処理した後に,腸機能評価を行った。その結果,DSGの食事摂取量は便秘患者の腸機能を効果的に改善し,増加した排便頻度,より柔らかい便で容易な排便によって証明された。さらに,臨床的安全性評価は1日当たり5gでDSGは健康な人や便秘志願者における有意な副作用を引き起こさなかったことを示した。結論として,5gでDSG D~( 1)は,健康な成人の腸内細菌叢を有益的に調節したと強く結果として有害事象なく便秘患者の腸機能を改善した。本研究はDSGは機能性便秘の安全な治療のための有望な可能性を持つことを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： ミクロフローラ ,  副作用 ,  患者 ,  排便 ,  ビフィズス菌 ,  *ヒト ,  安全評価 ,  Welch菌 ,  *腸内微生物 ,  ボランティア ,  便秘 ,  糞便中排泄
準シソーラス用語： 健康 ,  介入研究 ,  腸内フローラ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 砂糖以外の糖  (FJ05020L)

タイトルに関連する用語 (9件)： 臨床 ,  安全性 ,  評価 ,  ヒト ,  腸内微生物 ,  腸 ,  スタキオース ,  強化 ,  オリゴ糖