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J-GLOBAL ID:201702240667396340   整理番号:17A0135497

海面加熱下での浅海における潮汐誘導による底部境界層のスケーリング海面加熱下での浅海における潮汐誘導による底部境界層のスケーリング

Scalings of the tidally induced bottom boundary layer in a shallow sea under a surface heating
著者 (5件):
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巻: 72  号:ページ: 541-552  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,海面加熱下での浅海での潮汐によって誘導される底部境界層(TBBL)の特性について,スケールの議論と直接の数値シミュレーション(DNS)実験によって調査した。境界層の既存のスケーリングを適用すると,均一な海洋でTBBLの高さHtbblと潮汐混合効率εはそれぞれ,(u*4H/|σ+f|Bs)1/3とHhom/Htbblとスケーリングされ,ここでu*は摩擦速度,σは潮汐周期,fは慣性周期(コリオリのパラメータ),Bsは海面浮力フラックス,Hは水深,Hhom=u*/|σ+f|はTBLLの高さであることが明らかとなった。DNS実験の結果は,u*(もしくは潮汐振幅Utide),H,Bs及び|σ/f|に関してはるかに範囲の広いこれらのスケーリングと一致した。地球の自転がゆっくりで,潮汐流が弱く,水深が浅い例外的な事例では乱れが断続的に発生し,スケーリングはHttbとεを過小評価する。潮汐混合効率εは実験の範囲において,1から7%未満で変化した。この変動は,潮汐混合フロントの位置の指標であるSimpson-Hunterパラメータの臨界値がなぜ世界中の場所場所で異なるのかを部分的に説明しうるものだ。Copyright 2016 The Oceanographic Society of Japan and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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波浪,潮流 

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