抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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火災避難行動に関し,避難経路の群集歩行性状を研究した。形状,通路・開口幅員,密度等を変化させた通路状の区画を設置し,火災避難を想定して,合流者の発生等が変化した場合の群集歩行性状を被験者実験した。ビデオカメラ画像解析から速度ベクトル,流動係数の時系列変化等を考察した。その結果,1)通路幅が狭くなるに伴い2列を維持して歩行,2)合流通路では交互に通過する,等の歩行性状を確認した。流動係数に関して,1)通路幅に対する開口幅の比率に応じて変化する,2)合流で発生する滞留により直線通路より低くなる,3)開口部通過で,多方向からの歩行者の集結により開口前が高密度化して高くなる,等の知見を得た。