抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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除草剤は土壌条件によりその効果が影響されることから,本稿で著者は,水稲栽培における水田土壌と除草剤について述べた。まず,全国における作土の土性の傾向を示すものとして,1982年の「農作物の除草に関する実態調査」の結果を示した。その中の一例として千葉県における事例を示した。千葉県の水田土壌は,九十九里海岸および利根川などがあることからも,砂質土水田が33%であり,そのほか,粘土質の多い地区もあった。これらの土壌の差異は,しろかき等の栽培管理の差,および除草剤使用の差となっている。しろかきから田植えまでの必要日数により,初期剤,中期剤など,除草剤の違いがあり,水田土壌の土性により,地区ごとに使用量の高い除草剤に差が出ることが示された。