抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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北海道十勝の中札内村はエダマメの大産地であり,冷凍エダマメ加工品を製造・販売している。エダマメの収穫から加工までの経過時間及び加工方法の違いによるエダマメ加工品の品質の差を調査した。冷凍エダマメ加工品の製造工程と品質の調査方法を解説する。収穫後の経過時間による品質比較は収穫2~24時間後に加工処理して評価した。その結果,収穫後できるだけ早く加工処理することが望ましいと考えられた。加工方法による品質比較は加熱の方法(ボイル,蒸し)と時間,加熱処理後の冷凍処理温度を評価した。その結果,加熱処理は蒸し(スチーム処理)・4分が最も適切であり,冷凍温度は液体窒素による急速凍結(=現在の製造工程)が最も適切であった。また,冷凍後の保存は-20°C以下が望ましい。