文献

J-GLOBAL ID：201702241065333886   整理番号：17A0588684

任意格子に基づくオーバーラッピング手法を用いた2次元・3次元ハイブリッド津波解析手法

著者 (3件)： LING Guoming (中央大学大学院 理工学研究科都市環境学専攻) ,  松本純一 (産業技術総合研究所 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター) ,  樫山和男 (中央大学 理工学部都市環境学科)
資料名： 土木学会論文集 A2(応用力学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A2 (Applied Mechanics) (Web))
巻： 72  号： 2  ページ： I_285-I_293(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0102B  ISSN： 2185-4661  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文は,津波シミュレーションに対する非構造格子に基づく2次元・3次元ハイブリッド解析法を提案するものである.2次元と3次元の結合手法としては,双方向の連成が可能で適用性に優れる任意格子を用いたオーバーラッピング手法を導入した.支配方程式としては,2次元領域については浅水長波方程式とし,3次元ではNavier-Stokes方程式を用いる.数値解析例を通して,本手法の妥当性・有効性について検討を行った.(著者抄録)

シソーラス用語： *大津波 ,  *波形解析 ,  *モード結合 ,  状態方程式 ,  周波数安定化 ,  有限要素法 ,  境界条件 ,  定式化 ,  計算機アルゴリズム ,  流動解析 ,  段波 ,  孤立波 ,  物体の周りの流れ ,  水面形
準シソーラス用語： VOF ,  *津波解析

著者キーワード (5件)： Overlapping Method ,  2D-3D hybrid method ,  Tsunami ,  Stabilized Finite Element Method ,  VOF Method

分類 (2件)： 波浪,潮流  (DC06040R) ,  流体波  (RC10013M)

引用文献 (16件)：

• 岩瀬浩之,見上敏文,後藤智明:非線形分散波理論を用いた実用的な津波計算モデル,土木学会論文集,Vol. 600, pp. 119-124, 1998.
• 鴫原良典,今村文彦:非線形分散波理論の津波数値解析への適用性と新しい数値モデルの提案,海岸工学論文集, Vol. 51,pp. 246-250, 2004.
• 高橋佑典,桜庭雅明,樫山和男:津波シミュレーションのための CIVA-安定化有限要素法,応用力学論文集,Vol. 70, pp. I_349-I_356, 2014.
• 米山望,松山昌史,田中寛好:1993年北海道南西沖地震津波における局所遡上の数値解析,土木学会論文集,Vol. 705,pp. 139-150, 2002.
• Choi, B.H., Kim, D.C., Pelinovsky, E. and Woo, S.B. : Three-dimensional simulation of tsunami run-up around conical island, Coast. Eng., Vol. 54, pp. 618-629, 2007.

タイトルに関連する用語 (7件)： 格子 ,  オーバーラッピング ,  手法 ,  2次元 ,  3次元 ,  津波 ,  解析手法