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J-GLOBAL ID：201702241304575984   整理番号：17A1516559

大地震に備える杭体・杭頭接合の新技術 道路橋杭基礎における杭とフーチングの接合部などの設計

著者 (3件)： 七澤利明 (土木研 CAESAR) ,  坂下学 (土木研 CAESAR) ,  今広人 (土木研 CAESAR)
資料名： 基礎工  (Foundation Engineering & Equipment, Monthly)
巻： 45  号： 11  ページ： 022-025  発行年： 2017年11月15日 
JST資料番号： S0884A  ISSN： 0285-5356  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 道路橋杭基礎のレベル2地震動を考慮した杭頭接合部に関連する課題と対応について紹介した。杭とフーチングの接合部の設計合理化を目的に,FEM解析や実験による仮想鉄筋コンクリート断面の見直しが行われた。杭接合部への高強度鉄筋の適用性が実験によって確認された。PHC杭でスパイラル筋を配置する場合の範囲について述べた。平成29年7月に改訂された国土交通省の「橋,高架の道路等の技術基準」では,部分係数設計法および限界状態設計法に基づく設計法への転換が行われている。スパイラル筋に高強度鉄筋を用いる場合の制限値が,従来から使用されていたSD345と別途規定されている。推定精度の高いPHC杭のせん断耐力評価式も規定された。

シソーラス用語： 道路橋 ,  *杭基礎 ,  地震動 ,  *接合部 ,  杭頭 ,  フーチング ,  大地震 ,  数値解析 ,  有限要素法 ,  高強度鉄筋 ,  螺旋筋 ,  構造設計 ,  極限設計 ,  国土交通省 ,  *プレストレストコンクリート杭 ,  高強度コンクリート ,  補強筋
準シソーラス用語： FEM解析 ,  *PHC杭 ,  レベル2地震動 ,  橋梁基礎 ,  限界状態設計法 ,  *杭頭接合部 ,  部分係数設計法

分類 (2件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W) ,  下部工  (RC06060B)

引用文献 (12件)：

• 日本道路協会 : 道路橋示方書・同解説IV下部構造編, 2012.3.
• (独)土木研究所, 一般社団法人鋼管杭・鋼矢板技術協会, 一般社団法人コンクリートパイル建設技術協会 : 杭基礎の大変形挙動後における支持力特性に関する共同研究報告書 (杭頭結合部に関する研究), 共同研究報告書433号, 2013.3.
• 日本道路協会 : 杭基礎設計便覧, 2015.3,
• 岡原美知夫,福井次郎,中谷昌一,田口敬二,藤村知広 : 杭頭部とフーチング結合部の設計法に関する検討, 土木研究所資料, 第3077号, 1992.
• 小林洋一,森本精洋,加藤敏 : くい頭結合部の耐荷特性に及ぼす埋込み型補強筋のかご径の影響, 土木学会第42回年次学術講演会, 1987.

タイトルに関連する用語 (8件)： 大地震 ,  杭 ,  杭頭接合 ,  道路橋 ,  杭基礎 ,  フーチング ,  接合部 ,  設計