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J-GLOBAL ID:201702241386108405   整理番号:17A1098707

タクロリムスで治療した潰瘍性大腸炎患者における有害事象に対するCYP3A5の遺伝的多型の影響【Powered by NICT】

The effect of CYP3A5 genetic polymorphisms on adverse events in patients with ulcerative colitis treated with tacrolimus
著者 (10件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 24-28  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3234A  ISSN: 1590-8658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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タクロリムスは免疫抑制剤,潰よう性大腸炎の寛解導入療法(UC)に使用されている。UC患者におけるCYP3A5の遺伝的多型と有害事象との相関を調べた。経口投与後のタクロリムスの薬物動力学も分析した。経口タクロリムスを受けたUCを持つ29人の入院患者を登録した。CYP3A5A6986G(rs776746)に対する遺伝子型別けは,カスタムTaqMan~SNPジェノタイピングアッセイを用いて行った。有害事象,濃度および用量(C/D)比と臨床転帰を検討した。CYP3A5expresser,non-expresserのはそれぞれ16と13であった。CYP3A5expresserのC/D比はnon-expresserと比較して有意に低かった。CYP3A5non-expresserにおける応答速度はexpresserと比較して治療の初期段階で比較的高かったが,統計的に有意ではなかった。全体の有害事象の発生率はCYP3A5expresserで有意に高かったnon-expresser(P=0.034,カイ二乗検定)。特に,腎毒性の発生率はnon-expresser(P=0.027,カイ二乗検定)と比較して,CYP3A5expresserで有意に高かった。腎毒性の全ては,タクロリムスの中止または減量により可逆的で分解した。有害事象特に腎毒性はCYP3A5expresserでしばしば認められた。CYP3A5expresserは腎毒性の発症に注意を払うべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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消化器の疾患  ,  生物薬剤学(臨床)  ,  消化器疾患の治療一般 
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