抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電気自動車への無線充電装置やインバーターの高周波化などを背景として,30MHz以下の周波数帯においても放射EMI試験の重要性が高まっている。従来からEMI試験装置の日常点検のために,広いスペクトルの電磁波を発生可能なコムジェネレーターが使われている。筆者らは,FPGAベースの任意波形発生装置によって,対数周波数軸で周波数間隔がほぼ等間隔となるマルチトーン波形を発生させ,ダブルギャップシールデッドループアンテナと組み合わせることによって,30MHz以下の放射EMI試験システムの日常点検が可能な磁界放射コムジェネレーターを提案している。マルチトーン波形の発生に関しては,振幅を一定とした場合でも,位相項については任意性があるため,今回はコムジェネレーターとして最適な波形となる位相項の決定法について検討した結果を報告する。(著者抄録)