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J-GLOBAL ID:201702241489256757   整理番号:17A0962083

様々な固体表面への三相エマルションの吸着

Adsorption of the Three-phase Emulsion on Various Solid Surfaces
著者 (3件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 689-697(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 1345-8957  CODEN: JOSOAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,様々な固体/水界面への三相エマルションの吸着について調べる。三相エマルジョン中の乳化剤としてベシクルを使用することができ,従来のエマルションに使用する界面活性剤とは異なり,独立相として機能する。そのために,油/水界面へのベシクルの接着によって形成する三相エマルションは,様々な固体/水界面に吸着することが期待される。水中で負に荷電した固体基板上へのエマルション吸着を促進するため,カチオン性三相エマルションを調製した。界面活性剤セチルトリメチルアンモニウムブロマイドと混合することによって,乳化剤ポリオキシエチレン-(10)水素化ひまし油をカチオン性にして,それから水中ヘキサデカンのカチオン性三相エマルションを調製するために使用した。カチオン性エマルション中に3種類の固体基板(シリコン,ガラス,および銅)を浸漬して,そのエマルションはその構造を保持しながら固体基板上に吸着することが分かった。様々な表面に吸着したヘキサデカンの量をガスクロマトグラフィーで調べ,その量はエマルション中のヘキサデカン濃度の増加とともに増加することがわかり,最終的に分子吸着のように水平状態になった。基板上のエマルションの最大表面被覆率は約80%であった。しかし,相当の非イオン性三相エマルションでさえ,3種類の固体表面に吸着することが判明した。これはファンデルワールス引力による不可逆的接着の新しい機構に起因するものであった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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合成洗剤  ,  固-液界面 
引用文献 (39件):
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