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J-GLOBAL ID：201702241514003113   整理番号：17A1014556

炭酸水素ナトリウムを用いたポリエステルのインジゴ染色

著者 (1件)： 國藤勝士 (岡山県工技セ)
資料名： 岡山県工業技術センター報告  (Report of Industrial Technology Center of Okayama Prefecture)
号： 43  ページ： 25-26  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： Z0392B  ISSN： 0386-149X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ポリエステル等の合成繊維のインジゴ染色は,水酸化ナトリウムの添加量の増減により染着量が低下するため,本研究では,水酸化ナトリウムの代用として弱アルカリ性の炭酸ナトリウムおよび炭酸水素ナトリウムを用い,インジゴ染着度に及ぼす影響について検討。
・インジゴと各アルカリ剤の水溶液中にポリエステル布を投入して染色し,分光測色計を用いて反射率を測定し,Kubelka-Munk関数によりTotal K/S値を算出して染色布の染着度を評価。
・弱アルカリ性の炭酸水素ナトリウムは強アルカリ性の水酸化ナトリウムより添加量を増加する必要があるが,過剰添加による染着度の低下は生じなく,pH6.5~7.0において最大染着度となることを確認。

シソーラス用語： 合成繊維 ,  *ポリエステル ,  *染色助剤 ,  染色 ,  炭酸水素ナトリウム ,  水酸化ナトリウム ,  炭酸ナトリウム ,  濃度 ,  染色性 ,  測色計 ,  反射率 ,  光反射 ,  pH依存性 ,  濃度依存性 ,  窒素複素環化合物 ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  ジケトン
準シソーラス用語： アルカリ度 ,  染着性 ,  分光測色計 ,  Kubelka-Munk理論

分類 (1件)： 助剤とその試験  (YM06020U)

物質索引 (1件)： インジゴ

引用文献 (3件)：

• 坂川哲雄,渡辺弘,広田昭治 : 染色工業,35,199(1988)
• 本行節暉,前田進悟,國藤勝士 : 染色工業,48,589(2000)
• K. Kunitou, S. Hongyo and S. Maeda : Textile Res. J., 75, 149 (2005)

タイトルに関連する用語 (4件)： 炭酸水素ナトリウム ,  ポリエステル ,  インジゴ ,  染色