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J-GLOBAL ID:201702241883842359   整理番号:17A1124213

MCF-7およびHeLa細胞に対する強力な抗増殖性薬としての新しい二核Ni(II)金属【Powered by NICT】

New binuclear Ni(II) metallates as potent antiproliferative agents against MCF-7 and HeLa cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 462  ページ: 174-187  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0620A  ISSN: 0020-1693  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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四新しい二核ニッケル(II)メタラート1 4はNiCl_26H_2O,1,3-ビス(ジフェニルホスフィノ)プロパンおよび[H_2-(MSal Rtsc)]との間の反応から合成した,R=H,CH_3,C_2H_5,C_6H_5,MSal=3-メトキシサリチルアルデヒド,tsc=チオセミカルバゾンである。錯体を種々の分光法及び分析法によって特性化した。錯体3および4の歪んだ正方平面型構造はそれらの結晶構造から明らかにした。仔ウシ胸腺DNA(CT DNA)とアルブミン(ウシ血清アルブミン)との結合相互作用を,吸収及び発光スペクトル滴定研究を用いて解析した。観察に基づいて,錯体1 4がCT-DNAとBSAへの強い結合剤として作用する。化合物の抗酸化特性はそれらのフリーラジカル捕捉能力を試験するために評価した。すべての錯体は配位子よりも優れた抗酸化活性を示し,従来の標準的なビタミンCのそれよりも大きいことが分かった。ヒト乳癌(MCF 7)およびヒト子宮頚癌細胞株(HeLa)における全ての化合物に対して行った細胞増殖MTTアッセイは,有意な増殖阻害を示した。錯体は標準シスプラチンよりもヒト子宮頚癌細胞(HeLa)およびヒト乳腺癌細胞(MCF 7)に対して著しく高い細胞毒性を示した。四種の錯体の中で,錯体3はそれぞれ他の錯体1(8.51μM; 10.02μM),2(6.25μM; 2.40μM)および4(6.62μM; 4.33μM)と比較して,MCF-7(IC_50値4μM)およびHeLa(2.33μM)に対して最も効果的であった。化合物ROS(活性酸素種)が仲介するアポトーシス,DCFDA(2′,7′-ジクロロジヒドロフルオレセインジアセタート)とsub-G1DNA含量によって示されるようにした蛍光活性化細胞選別(FACS)分析により測定した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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第11族,第12族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造 
タイトルに関連する用語 (5件):
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