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J-GLOBAL ID:201702241953309721   整理番号:17A0397425

Sphingobium sp.TCM1株における難燃剤りん酸トリス(2-クロロエチル)の資化に関するアルカリ性ホスファターゼ遺伝子の同定

Identification of alkaline phosphatase genes for utilizing a flame retardant, tris(2-chloroethyl) phosphate, in Sphingobium sp. strain TCM1
著者 (4件):
資料名:
巻: 101  号:ページ: 2153-2162  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Sphingobium sp.TCM1株はリン源としてりん酸トリス(2-クロロエチル)(TCEP)を資化する。TCEP資化に関与するホスホモノエステラーゼを特定するために,推定4アルカリ性ホスファターゼ(APアーゼ)遺伝子(SbphoA,SbphoD1,SbphoD2及びSbphoX-II)をゲノム配列において同定し,SbphoD1及びSbphoD2はTCEP資化に関与しないことを示した。次に,SbphoAまたはSbphoX-II遺伝子のいずれかを欠いた変異株は,唯一のリン源としてTCEPを含む培地においてTCM1株の増殖を遅延し,APアーゼ活性を低下した。これらの事象はSbphoX-II遺伝子欠失細胞において顕著であった。さらに,SbphoA及びSbphoX-II遺伝子の二重欠失により,TCEP含有培地での細胞増殖を完全に阻害した。これらの結果から,SbphoA及びSbphoX-IIはリン源としてのTCEPの資化に関与し,SbphoX-IIはTCEPの資化に関与する主要ホスホモノエステラーゼであることを示した。
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分類 (4件):
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代謝と栄養  ,  酵素一般  ,  可塑剤,軟化剤  ,  その他の汚染原因物質 
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