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J-GLOBAL ID：201702241973179996   整理番号：17A0523786

反応場設計に基づく触媒的芳香族C-Hホウ素化反応の位置制御

著者 (1件)： 岩井智弘 (北大 大学院理学研究院)
資料名： 触媒  (Catalysts & Catalysis)
巻： 59  号： 2  ページ： 102  発行年： 2017年04月10日 
JST資料番号： F0319A  ISSN： 0559-8958  CODEN： SHKUAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有機合成化学における有用なアリールボロン酸エステルを生成する,イリジウム錯体触媒による芳香族C-H結合のホウ素化反応における反応場設計に基づく反応位置制御法が紹介される。配位子の立体障害,基質との非共有結合性相互作用を利用した反応位置制御法が例示され,今後の展望が述べられる。

シソーラス用語： *反応場 ,  *位置制御 ,  *ホウ素化 ,  *置換反応 ,  *遷移金属触媒 ,  芳香族化合物 ,  有機ホウ素酸 ,  イリジウム錯体 ,  立体障害 ,  化学結合 ,  分子間相互作用
準シソーラス用語： アリールボロン酸類 ,  *錯体触媒 ,  非共有結合 ,  *芳香族置換反応

分類 (4件)： 反応の位置化学  (CF02140G) ,  有機ほう素化合物  (CF08020R) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  貴金属触媒  (CB06122I)

引用文献 (5件)：

• T. Ishiyama, J. Takagi, K. Ishida, N. Miyaura, N. R. Anastasi, J. F. Hartwig, J. Am. Chem. Soc., 124, 390 (2002)
• Y. Saito, Y. Segawa, K. Itami, J. Am. Chem. Soc., 137, 5193 (2015)
• B. E. Haines, Y. Saito, Y. Segawa, K. Itami, D. G. Musaev, ACS Catal., 6, 7536 (2016)
• Y. Kuninobu, H. Ida, M. Nishi, M. Kanai, Nat. Chem., 7, 712 (2015)
• H. J. Davis, M. T. Mihai, R. J. Phipps, J. Am. Chem. Soc., 138, 12759 (2016)

タイトルに関連する用語 (6件)： 反応場 ,  設計 ,  触媒 ,  芳香族 ,  ホウ素化 ,  位置制御