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J-GLOBAL ID:201702242323616536   整理番号:17A1076305

小麦粉製品の普及と日本人のチーズの受容

著者 (5件):
資料名:
巻: 32  ページ: 462-467  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: L0547A  ISSN: 2188-0662  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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小麦粉製品の普及に対するチーズの影響を明らかにすることを目的に,普及の過程で食経験を積んできた60-80代の女性と,普及後に育った10-20代の女子大学生を対象に,チーズおよびチーズを使った小麦粉製品5種類の食経験や嗜好を調査した。5種類は,グラタン,ピザ,ピザトースト,チーズトースト,パスタ・スパゲティとした。調査の結果,チーズを使った小麦粉製品は,初めて食べた時から嗜好性が高く,チーズが焼けた香り,チーズがとけた時の食感などがその理由としてあげられた。60-80代,10-20代いずれも,初めて食べた時に最もおいしいと思ったのは,グラタンの割合が最も高く,次いで60-80代はピザ,10-20代はピザとパスタが高かった。10-20代は,これらの食品を10歳未満で自宅で初めて食べた人が多かったのに対し,60-80代では,10-30代にかけてこれらの食品を初めて食べ,グラタン,ピザ,パスタ・スパゲティは外食でこれらの食品を食べ始めた人が多かった。これらの食品の食頻度が増加していったのは,嗜好性の高さに加え,料理機器や調理用チーズの発売,外食・中食,家族の嗜好の影響が示唆された。これらの食品のうちピザについて嗜好に影響する具体的な要素を調べるため,将来,消費者となる女子大学生を対象に嗜好型官能評価を実施した。その結果,ピザが好まれる要因にはミルク感や食感が重視されていると推察された。(著者抄録)
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分類 (3件):
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食品一般  ,  チーズ  ,  粉製品 
タイトルに関連する用語 (5件):
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