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J-GLOBAL ID：201702242334874602   整理番号：17A0330599

支部発話題欄 7 ガスセンサ応答挙動のオペランド分析技術

著者 (1件)： 上田太郎 (長崎大 大学院工学研究科)
資料名： 化学と工業  (Chemistry & Chemical Industry)
巻： 70  号： 3  ページ： 248-249  発行年： 2017年03月01日 
JST資料番号： F0107A  ISSN： 0022-7684  CODEN： KAKTAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ガスセンサ応答時の感ガス層表面でのガス吸着や状態変化を同時分析する研究が行われている。実際に,SnO₂にNiOを添加することにより,共存する水蒸気によるCO応答が低下する影響を低減できること,CO応答時にSnO₂表面の吸着酸素量が変化すること,ゼオライトへのNH₃吸着によるセンサ応答時のプロトン導電性の変化などが,フーリエ変換赤外分光法(FT-IR)を用いて分析されている。本稿では,センサ分野におけるオペランド分析(センサ特性評価とFT-IRの同時分析)について,研究例を用いて紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *ガスセンサ ,  *応答特性 ,  同時分析 ,  酸化スズ ,  酸化ニッケル ,  一酸化炭素 ,  吸着 ,  アンモニア ,  プロトン伝導 ,  FTIR分光法 ,  *分析
準シソーラス用語： *オペランド分析

分類 (1件)： 分析機器  (CC02020S)

引用文献 (6件)：

• 総説として,電気化学会化学センサ研究会編,先進化学センサ, TIC, 2008.
• H.-R. Kim, A. Haensch, I.-D. Kim, N. Barsan, U. Weimar, J.-H. Lee, Adv. Funct. Mater. 2011, 21, 4456.
• D. Degler, S. Wicker, U. Weimar, N. Barsan, J. Phys. Chem. C 2015, 119, 11792.
• a) K. Sahner, G. Hagen, D. Schönauer, S. Reiß, R. Moos, Solid State Ionics 2008, 179, 2416 ; b) D. J. Kubinski, J. H. Visser, Sens. Actuators B 2008, 130, 425.
• T. Simons, P. Chen, D. Rauch, R. Moos, U. Simon, Sens. Actuators B 2016, 224, 492.

タイトルに関連する用語 (6件)： 話題 ,  ガスセンサ ,  応答 ,  挙動 ,  オペランド ,  分析技術