文献
J-GLOBAL ID:201702242458690522   整理番号:17A1319935

2型糖尿病患者の血糖パラメータと甲状腺機能との関係【JST・京大機械翻訳】

Relationship between blood glucose parameters and experimental items of thyroid in patients with type 2 diabetes
著者 (2件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 323-326  発行年: 2017年 
JST資料番号: C3852A  ISSN: 1008-6315  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:2型糖尿病患者の病状の重症度及びインスリン抵抗と甲状腺機能との関係を検討する。方法:本病院の内分泌科で診断された2型糖尿病患者500例(病例群)及び健康診断の正常者60例(正常群)を観察対象とした。2つの群において,空腹時の血中遊離トリヨードサイロニン(FT3),遊離甲状腺ホルモン(FT4),甲状腺刺激ホルモン(TSH),甲状腺関連抗体(甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPOAb),甲状腺グロブリン抗体(TGAb))を測定した。2型糖尿病群の患者は同時に血中インスリン、糖化ヘモグロビン(HbA1c)を測定し、尿クレアチニン(UCr)と微量アルブミン(UMA)などを測定した。【結果】症例群におけるFT3(4.14±1.52)pmol/LとTSH(2.10±1.33)mIU/Lのレベルは,正常群におけるFT3(4.53±0.72)pmol/LとTSH(1.78±0.97)mIU/Lにおけるそれらより有意に高かった(P<0.05)。2群間に統計的有意差が認められた(P=0.03,0.025)。重篤な血糖上昇患者の血FT3は明らかに低下し、HbA1c>11%群FT3(3.76±0.78)pmol/L。HbA1c≦7%群は(4.37±0.78)pmol/L,7%~9%群は(4.24±0.62)pmol/L,9%~11%群は(4.36±1.68)pmol/Lであった。統計的有意差が認められた(P=0.014,0.009,0.000)。尿MA/Crが高ければ高いほど,血清FT3はより低くなった。微量蛋白尿群(30mg/g≦尿MA/Cr<300mg/g)と大量尿蛋白尿群(尿MA/Cr≧300mg/g)のFT3レベルはそれぞれ(4.00±0.79)pmol/Lと(3.50±0.76)pmol/Lと尿MA/Cr<30mg/g群患者のFT3(4.31±0.18)pmol/Lと比較して有意差があった(P値は0.041と0.001)。尿中のCr(2+)濃度が300mg/g以上のとき,血清FT3レベルは,30mg/g≦尿中のCr<300mg/g群より有意に低かった(P=0.044)。血清TSHとインスリン抵抗性指数(HOMA-IR)の間には正の相関性があった(r=0.302,P=0.001)。結論:血清FT3は血糖が高くなるマーカーであり、糖尿病性腎症の重症度を予測することができる。血清TSHはHOMA-IRと密接に関連している。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

著者キーワード (4件):
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  代謝異常・栄養性疾患の治療 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る