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J-GLOBAL ID:201702242646318551   整理番号:17A0232718

食品試料における乳酸の直接定量のための無試薬で堅牢なバイオセンサ

Reagent-Less and Robust Biosensor for Direct Determination of Lactate in Food Samples
著者 (7件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: U7015A  ISSN: 1424-8220  CODEN: SENSC9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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乳酸は,牛乳や乳製品,ジュース或いはワインのような製品の味,鮮度および保存品質に影響する事から,食品工業において関連深い分析物である。乳酸はラクトースやマロラクティック発酵の生産物である。本研究において,著者らは,スクリーン印刷した炭素電極を溶着したN,N′-ビス(3,4-ジヒドロキシベンジリデン)-1,2-ジアミノベンゼンシッフ塩基四座配位子修飾金ナノ粒子(3,4DHS-AuNPs)上への乳酸オキシダーゼ(LOx)の固定に基づく乳酸バイオセンサを開発した。センサは過酸化水素の酸化還元において強力な電解触媒効果を示した。3,4DHS-AuNPsは,3,4DHSが制御されたサイズのシッフ塩基結合AuNPs集合体の安定したコロイド懸濁液の生成に対して還元/キャッピング/修飾剤として働く特殊な反応段階によって合成された。その結合配位子は,還元作用に加えて,金ナノ粒子や触媒機能のための堅牢なコーティング剤となる。乳酸オキシダーゼ(LOx)は,酸素存在下でL-乳酸のピルビン酸への変換を触媒して過酸化水素を生成し,+0.2Vで3,4DHS-AuNPs修飾スクリーン印刷炭素電極によって触媒的に酸化される。測定された電解触媒電流は過酸化水素濃度に対して正比例であり,試料に存在する乳酸量に関連している。開発したバイオセンサは,2.6μMの検出限界及び5.1±0.1μA・mM-1の感度を示す。このデバイスの実用性は,異なるマトリックス(白ワイン,ビール及びヨーグルト)における乳酸濃度の検出によって示された。得られた結果は,標準的な酵素-分光光度法解析キットを使用して得られる結果と比較して遜色ない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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食品の分析  ,  分析機器 
物質索引 (1件):
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