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J-GLOBAL ID:201702242675956834   整理番号:17A1817660

フルオラスアフィニティーを利用する選択的液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析のためのポリアミン類の多重ペルフルオロアルキル誘導体化

Multi-Perfluoroalkyl Derivatization of Polyamines for Selective Liquid Chromatography-Tandem Mass Spectrometric Analysis Utilizing Fluorous Affinity
著者 (5件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 107-113(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: L1501A  ISSN: 1342-8284  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ポリアミン類(プトレッシン,カダベリン,スペルミジン,及びスペルミン)の選択的かつ高感度液体クロマトグラフィー(LC)-タンデム質量スペクトル(MS/MS)分析のための新規誘導体化法を開発した。本研究では,ペルフルオロアルキル化合物間の特異的アフィニティー,’フルオラス’アフィニティーと呼ぶ,を利用するために,各ポリアミン化合物の2から4個のアミノ基を,対応するジペルフルオロアルキル誘導体~テトラペルフルオロアルキル誘導体とするために,比較的短いペルフルオロアルキル試薬,N-スクシンイミジル4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9-トリデカフルオロノナノアートで変換した。非フルオラス化合物に比較して,多重フルオラス誘導体の親フッ素性は,ペルフルオロアルキル修飾固定相のLCカラム上で強い保持を実現するに充分であった。更に,エレクトロスプレイ正イオン化-MS/MSにおける多重反応モニタリングを利用して,これら誘導体の高感度分析が行えた。ポリアミン類の検出限界は0.31~1.4nMの範囲にあった。ヒト血漿試料を利用して本法をバリデートした。限外濾過後のヒト血漿試料からの添加回収率は66.4~103%の範囲にあり,誘導体類はリン脂質のような非フルオラスな生体マトリックス成分を排除するカラム上での選択的保持のため,マトリックス効果からの妨害無しに定量できた。それ故,この高感度で選択的な分析法はヒト血漿中痕跡量ポリアミン類の定量に有用である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  脂肪族アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム 
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